2024年8月10日(土)午後1時から、日本大学理工学部海洋建築工学科・菅沼遼・海洋建築・建築デザイン研究室の皆様8人が、グラウンドワーク三島の視察に来られました。源兵衛川や三島梅花藻の里などの現場案内は山口東司インストラクターが担い、名調子の分かりやすい説明をしてくれました。
その後、1時間ほど、三島梅花藻の里水源の森にて、私から源兵衛川水辺再生のプロセスとノウハウ、デザインのコンセプトと工夫、水の散歩道に関わる河川法許可の手法、周辺住民の合意形成、東レから提供してもらった補給水確保の段取り、農水省からの15億円の補助金確保の方法など、その調整役を果たしたグラウンドワーク三島の役割について説明しました。
学生からは「今後のまちづくりの戦略は、河川沿いの地区計画策定の必要性は、水辺景観の保全策は、ジャンボさんのモチベーションの源泉は、発展的な活動を続けていくための課題は」など鋭い質問がありました。
本会のパワーの源泉は「議論よりアクション」です。小さな成果・実績の蓄積と連続性が街を着実に元気にしていくことを実証すること「集中と分散」が理念であることも強調しました。外気温34度の中の「緑陰講義」汗が止まりませんでしたが、学生たちに実践者としてのメッセージを熱く伝えることができました。各所からの視察が続きます。