平成29年11月1日から、南口東街区再開発事業の「事業協力者」の公募が始まりました。2月末には開発企業が決まり、高層建築物等が建設されていきます。これで本当によいのでしょうか?
また、市民に66億円もの財政負担を強いる再開発事業を、何故こんなに急ぐのかその理由が不明です。市は、多様な効果を強調していますが、駅前への観光客の集中化により、中心商店街の衰退も懸念されます。
現在、三島市は、年間700万人もの観光客が訪れる人気ある街として、国内外から高く評価されています。源兵衛川の美しさや、楽寿園・白滝公園・三嶋大社の豊かな森、散策して楽しい情緒ある街並み、富士山の景観、うなぎの食文化など、文化と歴史、自然が、三島の魅力の「源泉・宝」です。
東街区での高層建築物に頼らない、国内外に誇れる「魅力アップ事業」を、共に考えていきませんか?本会では、多くの事業を検討し、具体的に取り組み始めているものもあります。御殿川の水辺再生や境川・清住緑地の水の郷公園化、松毛川の千年の森づくりは、その一例です。
今後、市内に約1,400戸もある空き家活用による居住人口の増加策の実施、三島市役所を三島市民生涯学習センターに移転して市役所跡地の門前町づくり、大場地域での新たなまちづくり、芝本町の商店街と連携した浅間芝岡神社・水の杜整備構想の実現、大胆に東街区市有地と駅前の銀行の土地を交換して南口と楽寿園の一体化を図る三島セントラルパーク構想の実現、劇団四季の常設劇場の開館、水と緑のイベント広場の建設など、三島の未来を見据えての事業を共に創り出しませんか?
そこで今回、本会が作製した南口再開発事業・完成後の模型展示とCGイメージを説明させていただく「市民セミナー」を5回にわたり開催します。「公募」を即延期しなければ開発企業が決まり、望まない事業が現実化してしまいます。富士山の美しい眺望と品格ある三島の価値破壊が想定されます。次世代へ水と緑の素敵な街を継承していくため、三島の未来の方向性を共に考えてみませんか?
■開催日・会場
平成29年
11月23日(木・祝)14:00~15:30 大中島会館2階和室
11月24日(金)19:00~20:30 三島市社会福祉会館4階大会議室
11月26日(日)14:00~15:30 三島市民文化会館3階大会議室
11月27日(月)19:00~20:30 西地区コミュニティ防災センター3階会議室
11月29日(水)19:00~20:30 三島市民生涯学習センター3階講義室
■内容
①模型とCGイメージの説明
②「公募の即延期を実現する1万人署名活動」への協力要請
③南口東街区再開発に頼らない各種「魅力アップ事業」の提案
④質疑応答・意見交換
★参加自由。直接会場にお越しください。
⇒募集チラシ(PDFファイル)
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