「山の日」富士山の入山料に関する報道について(令和元年8月11日)

 本日は「山の日」です。富士山大好きの渡辺にとっては、富士山の光と影・実態を今更に考える日として位置付けてみました。静岡新聞では「富士山臨時支局」のまとめとして、またまた入山料の徴収率について、大きな紙面を使い展開しています。お金を取ることばかりに関心を集中させ、是非論を議論しています。こんな報道の仕方でいいのでしょうか?


 例えば紙面にあるように、昨年度静岡県が集めた5655万円の資金は現実的に何にどのように使用され、どのような具体的な効果が生まれ、今後どのくらいの経費が必要なのか、問題点の提起を含めて、資金的な使途の報告義務が不透明です。


 また、入山料を徴収するための経費が全体のどのくらい必要なのですか。一説では60%近く必要とのことです。残金で現実的に登山道のどこで何が改善され、どの山小屋のバイオトイレの何を補修したのか、言葉でしか報告されていません。


 静岡新聞としても、もっと記事の展開に社会性を持つていただき、富士山の現実的な実態を掘り下げ、読者に報道、伝達する必要があります。山頂報告も問題点の提起など何一つありませんでした。


 桜えびの問題もあんなに大きな記事を展開して、日軽金を追及して、もしも倒産したら雇用と経済的な損失をどう補償するつもりなのですか?桜えびの減少は、漁業者たちの節度無き乱獲の結果ではないのではありませんか?


 富士山の「光と影」を的確に報道しないと、富士山の環境保全と登山者の安全対策は何も改善されません。社会を具体的に変革していく報道機関・ジャーナリズムの勇気と信念・哲学に強く期待します。

 

2019/8/20 16:48 ( メイン )
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