この図面は「水の都・三島」の「地下水流動図」であり、井戸・湧水地の「分布図」です。赤色は、昭和58年より前に湧出していたものであり、青色は、昭和58年に湧出しているものです。また、井戸は「四角」で湧水地は「丸印」です。
沢山の青色が集まっている場所は、菰池公園・白滝公園・桜川・浅間神社神池・源兵衛川・四ノ宮川・御殿川・三島バイカモの里周辺・境川清住緑地などです。昭和58年時点で市内に530箇所もの井戸と湧水地が存在し、使用できました。まさに、「水の都」を実証する分布図です。
現在は、激変して今も使われている井戸と湧水地は貴重で大切な「水の都」の宝物だといえます。三島駅南口西街区と東街区は、三島市内に富士山からの湧水が流れ込むのど仏、入口の部分になります。ここにコンクリートの遮蔽物を入れて激しい掘削を行えば、当然、水脈は変わり、閉塞されてしまいます。
市民は南口の開発事業で三島の湧水が消滅してしまう危機感と問題意識を持ってもらいたいと思います。特定の企業との偏執的な付き合いを優先している、今の三島市の姿勢に信用性・透明性があると思いますか。
湧水に影響を与えないとする科学的な根拠ありますか?とにかく、少しでも悪影響が懸念される行為は「中止」すべきです。「水の都・三島」を守る戦いを、次世代のためにも続けていく必要があります。
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イギリス&日本・自然環境回復の処方箋~グラウンドワーク~
A story of Genbegawa
2021年8月26日「三島梅花藻の里」の定例整備作業
2021年9月16日「桜川川端」の整備作業
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