特定非営利活動法人「グラウンドワーク三島」は、「水の都・三島」の水辺自然環境の再生と改善を目的として、1992年に活動を開始し、今年で20年目になります。現在までに、ゴミ捨て場化していた源兵衛川の再生、絶滅した水生植物・三島梅花藻の復活、住民参加の公園づくりなど、先進的・実践的なNPO活動を展開してきました。また、活動の領域は、静岡県の三島市にとどまらず、富士山地域や、イギリス、アメリカ、韓国など世界に広がっています。
さて、朝鮮半島の南にある韓国最大の島・済州島は、温暖な気候と手つかずの自然が残るアジアを代表するリゾート地です。島の中央にそびえる漢拏山(標高1950m)は、韓国の最高峰であり、2007年に「済州火山島と溶岩洞窟群」として、ユネスコ世界自然遺産に登録されました。済州島の自然環境は、世界文化遺産への登録を控えている富士山とその裾野に位置する三島市と共通する点が多数あり、共に学びあい、今後の環境保全対策や観光振興を考える上で、多くのテーマを抱えています。
そこで、グラウンドワーク三島では、この夏、日韓の若者たちが相互に交流し、現場を体験し、地域の自然環境の保全のあり方や若者の役割などについて議論し、解決策を考え、相互理解を深めることを目的とした、「自然の宝物・済州島スタディ・ツアー」を、下記のとおり開催します。日韓の環境問題や文化・歴史などに興味と関心を持つ、若者やボランティアの皆様の積極的な参加を期待します。
■日程:2012年9月13日(木)〜16日(日) 済州島研修:3泊4日
■同行指導:渡辺 豊博氏
(都留文科大学文学部社会学科教授、グラウンドワーク三島専務理事)
■募集人数:15名程度(うち奨学金授与者 9名)
■参加費用:奨学金授与者は50,000円、一般参加者は85,000円
含 往復航空券代、成田空港利用料、現地宿泊費、現地交通費、現地食費
除 パスポート申請代、成田空港への交通費、旅行保険料、雑費など
■奨学生募集要項:
対象:日韓の自然環境、文化・歴史などに関心のある高校生、大学生
応募書類:(1)申込書
(2)作文「市民参加型の環境保全活動への私の考え方」(様式自由、800字程度)
選考方法:書類選考
■ 一般参加者の申込書類:(1)申込書 (2)パスポートのコピー
■ 応募・申込期限: 2012年8月6日(月)必着
詳しくは、下記「済州島スタディ・ツアー」チラシ・申込書を御覧ください。
「済州島スタディ・ツアー」チラシ・申込書
(PDFファイル:印刷・手書き向け)|(Wordファイル:パソコン入力向け)
プログラム主催:特定非営利活動法人グラウンドワーク三島
助成:日韓文化交流基金
「2020年アジア都市景観賞」を受賞しました。
2023年9月29日「腰切不動尊例祭開催」の記事を掲載
グラウンドワーク三島のfacebookページ
グラウンドワーク三島のインスタグラムページを開設しました!
イギリス&日本・自然環境回復の処方箋~グラウンドワーク~
A story of Genbegawa
2021年8月26日「三島梅花藻の里」の定例整備作業
2021年9月16日「桜川川端」の整備作業
2021年8月28日「鎧坂ミニ公園」の整備作業