グラウンドワーク三島では、ボランティアグループ「せせらぎシニア元気工房」を結成し、箱根西麓地域に点在する荒廃里山や放置竹林の整備と、間伐材・間伐青竹を活用したものづくりに取り組んでいます。

　今回、「第29回三島ホタルまつり」にあわせ、楽寿園正門前で「竹あかりイベント」を開催しました。

　この「竹あかり」は、三島市内の放置竹林を間伐した際の青竹を材料にしています。これを、高さ３０〜５０ｃｍに切り、「せせらぎシニア元気工房」のメンバーが、多彩な透かし彫りを施しました。放置竹林の再生と、竹材の利活用も目指したイベントです。

　毎週火曜日の午後、活動場所である賀茂川神社南隣の「悠遊工房ひろかわ」で、作業を進めてきました。

　開催にあたっては、丸鋸、ルーターなどの木工工具を駆使しての透かし彫り作業をはじめ、竹あかりの中に入れるろうそくづくり、ハートをかたどった特大竹あかりの組み立てなどが必要です。メンバーで、技や知恵を出し合いながら、竹あかりとろうそくを１００セット準備しました。

　イベント当日は、日没前に準備を開始。楽寿園正門前の歩道脇と正門入口、また白滝公園にも設置して、点灯を待ちます。

（楽寿園正門付近）

（白滝公園）

日が落ち、１００本の竹あかりに、ろうそくを点灯しました。楽寿園正門前が、幻想的な空間に生まれ変わり、約６０００人の来場者の皆様に楽しんでいただくことができました。

　子どもや親子に大人気だったのは、ハートをかたどった、特大の竹あかりです。みなさん、ハートの中に入り、写真を撮影されていました。

　グラウンドワーク三島では、今後も、三島市内の放置竹林の再生と、間伐青竹を活用したものづくりや竹あかりイベントを開催していきます。どうぞご期待ください。

　また、このようなイベント開催やものづくりに関心のある皆様のご参加もお待ちしております。お気軽に事務局までお問い合わせください。

■「せせらぎシニア元気工房」作業日

日時：毎週火曜日　１３：３０〜　（雨天中止の場合があります）

場所：悠遊工房ひろかわ（賀茂川神社南隣、キミサワ加茂川店道路向かい）