三島の名を冠した「ミシマサイコ」や、身近な薬草と生薬について学ぶ薬草教室〜ミシマサイコ編〜を開催しました。講師は、北里大学名誉教授の吉川孝文先生です。
かつて、三島で採れるサイコは品質が高く、漢方薬の原料として非常に優れていたため、その名を「ミシマサイコ」と名づけ、東海道を往来する人々に珍重されていました。しかし、近年では乱獲や草地の減少により個体数が激減し、自然界での絶滅の危機が迫っています。
一昨年より吉川先生にご協力いただきながら、箱根西麓や御園地域など市内各所に試験的に植え、地域の宝「ミシマサイコ」の復活に取り組んできました。
今回は、吉川先生による座学と実学の2回の講座を開催し、シシマサイコについて、市民の皆さまにも広く知っていただく機会にしたいと思います。
1回目の座学では、スライドを見ながら、基本的な漢方薬・生薬についての知識を深めることができました。先生からはたくさんの資料を提供いただき、生活に役立つお話しも聞くことができました。漢方の世界は、奥が深いことが良くわかりました。
ミシマサイコは、キバナカスミソウという名で、園芸店などでも時々売られていますが、かつて市内の各所で見られたように、再びその姿を自然の中で見られる日がくることを、楽しみにしながら活動を続けていきたいと思います。
2回目は、2/26(日)13:30〜15:30に屋外での薬草観察とミシマサイコポット植え体験となります。
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「2020年アジア都市景観賞」を受賞しました。
2024年11月2日「富士山登山鉄道中間報告・反対フォーラム開催」の記事を掲載
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イギリス&日本・自然環境回復の処方箋~グラウンドワーク~
A story of Genbegawa
2021年8月26日「三島梅花藻の里」の定例整備作業
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