グラウンドワーク・インターンシップ集合研修の2日目は、体験学習・実践地視察を行います。
グラウンドワーク三島の活動現場に行き、環境改善や耕作放棄地対策などに係わる作業を体験(体験学習)してもらったり、これまで活動してきた場所を視察(実践地視察)してもらったりをしました。
体験学習は、源兵衛川コース・松毛川コース・箱根西麓コースの3コースがあります。
そのうち、源兵衛川コースでは、外来植物の除去作業を行いました。
冷たい水に入り、ハーブ等、本来、源兵衛川になかった植物を鎌や手で取り除きます。
実は、集合研修・体験学習の源兵衛川コースで、外来種除去作業を行うのは、初めての試みでした。
鎌でけがをする人はいないだろうかなどの心配をしましたが、皆さん、けがもなく、楽しげに作業をしていました。
虫にはたくさん刺されてしまったようですが・・・。
研修前は、こんなに草がいっぱいでしたが、
研修生の頑張りにより、こんなにすっきりしました。
源兵衛川コースだけでなく、箱根西麓コースや松毛川コースも今日は、暑い中での作業大変だったと思います。
みなさん、お疲れ様でした。
体験学習・実践地視察の後は、渡辺事務局長による、グラウンドワーク三島の活動についての講義が行われました。
講義により、今日見たものの意味を再確認できたのではないかと思います。
また、今日は石巻専修大学の李准教授から、「石巻の現状と震災復興の視点」というテーマでお話をしていただきました。
テレビや新聞から知るのではない実体験に基づいた話に、研修生は真剣に聞き入っていました。
「石巻は、ずいぶんきれいになり復旧は進んだけれど、復興はこれから。復興のために頑張りたい。」
そう話す李先生は、実はC日程の研修生でもあります。
今回のように、研修生から研修生に向けてお話をしていただくことは珍しい例ですが、研修生同士が交流することで学べるのもグラウンドワーク・インターンシップの特徴です。
積極的に交流をして、いろいろなことを学んでいってほしいと思います。
最後に、今日の体験学習・実践地視察をお手伝いいただきましたインストラクターや地元関係者の方など、大変ありがとうございました。
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