被災地への支援活動報告2日目(福島県伊達市・いわき市)

〇福島県伊達市


梁川高校(南相馬市から避難されている方約70名)に支援物資をお届け。郡山市と比べると、本地域周辺では支援物資について不足しているものがいまだに多く、皆様からご提供いただいた多様な物資を大変感謝されました。
 

避難所リーダーの椀澤さんに詳しいツアー説明を行ったところ、避難所コミュニティーを維持した形でのショートツアー参加に関心を示され、さっそく皆様に紹介してくださるとのことでした。
 

 

また、こちらでは炊き出しを行っているため、お米なども大変喜ばれ、お届けしたフルーツ缶詰もさっそくフルーツポンチにして召し上がっていただきました。

 

梁川体育館(南相馬市から避難されている方約230名)にて、ツアー説明を行いました。昨日お届けした支援物資のランドセルを大変感謝されました。ただし、本避難所は日々避難者の移り変わりが激しく、落ち着いてからツアーへの参加を呼び掛けたいとのお返事でした。地震から3週間を過ぎた今もなお避難されている方々は混乱した生活を強いられています。
 

 

 

 

〇福島県いわき市

 

湯本高校(いわき市久ノ浜地区より避難されている方約200名)にて、リーダーの元中学校長先生、佐藤トミ子さんにツアー説明をさせていただき、大変喜んでいただきました。
こちらの避難所では、佐藤さんが中心となって自治機能を構成しているため他の避難所と比較しても行動が早く、早速ツアーの参加者を募ってくださるとのことでした。また、久ノ浜地区は町の3分の1ほどが津波・火災で消失し、福島原発からも近いこともあって、ほとんどの住民が避難しています。そのため、残された家屋を狙った窃盗集団による被害も多く、自警団を結成し、見回りを行っています。
 

 

 

 

 

〇福島県いわき市・小名浜港


報道などを通じて何度も目にした光景でしたが、浜風に下水が混じったようなにおいや、砂埃が立ち込め、あらためてその悲惨さを痛感いたしました。特に、家屋はその姿をなくし、重機や大型の漁船まで打ちあげられているさまを見ると、一言で「復興に向けて頑張ってください」などとは口にできない状況だと感じました。


その一方で、わずかに残された家屋ではすでに生活されている方々もおり、一概に被災地が絶望的な状況とも言い切れない実態も推測されました。
 

 

支援活動報告2日目
支援活動報告2日目
2011/4/3 9:41 ( 東日本大震災支援活動「子どもを元気に富士山プロジェクト」 )
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