境川・清住緑地での取り組みが
第5回グリーンインフラ大賞「優秀賞」を受賞!
この度、2024年12月23日(月)に発表された「第5回グリーンインフラ大賞」(主催:国土交通省)において、本会と三島市、境川・清住緑地愛護会、 加和太建設株式会社、静岡コンサルタント株式会社の連名による境川・清住緑地での取り組みが「優秀賞」を受賞いたしました。
1.「グリーンインフラ大賞」とは
国土交通省によるグリーンインフラの定義は、「社会資本整備や土地利用等のハード・ ソフト両面において、自然環境が有する多様な機能を活用し、持続可能で魅力ある国土・ 都市・地域づくりを進める取組」とされています。
「グリーンインフラ大賞」の評価の主な視点:
- グリーンインフラ推進戦略2023の「自然と共生する社会」に合致
- 関係者との連携した取組、連携を念頭においた企画・計画
- 自然が有する多様な機能を活用することで、課題解決の基盤として、持続的な効果が発揮されている、もしくは発揮を目標とした企画・計画
- 効果を発揮させるための工夫(コミュニティ形成、維持管理、エリアマネジメント、新技術活用、デジタル活用等)
- 汎用性が高く、全国への横展開が期待される取組
【参考】国土交通省ホームページ
https://www.mlit.go.jp/report/press/sogo10_hh_000336.html
2.応募状況及び審査結果
第5回目となる今回は、全国から応募のあった多数の取組事例の中から「国土交通大臣賞」2件、「特別優秀賞」4件、「優秀賞」7件が決定されました。
3.優秀賞を受賞した取り組みの概要
境川・清住緑地 ~富士山からの豊富な湧水と水辺自然環境を守る地域協働活動~
【受賞者】特定非営利活動法人グラウンドワーク三島、三島市、境川・清住緑地愛護会、 加和太建設株式会社、静岡コンサルタント株式会社
境川・清住緑地は、富士山からの豊富な湧水が地区内で自噴している自然度の高い場所です。
新たにこの場所を拡張・整備するに当たり、現存の自然環境を維持・保全した上で、自然環境との共生や生態系の強化・増幅(エコロジーアップ)を図る、生物多様性に基づいた新たな公園整備のあり方と工法が課題でした。
そこで、地域協働で、県内初の「ミチゲーション工法」をグラウンドワーク三島の調整・指導により実施したことで、原自然の水辺自然環境が維持され、「実践的・現場教育の場」として頻繁に活用されています。
- 2025年2月6日毎日新聞(境川・清住緑地が第5回グリーンインフラ大賞優秀賞受賞)
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「2020年アジア都市景観賞」を受賞しました。
2025年2月6日「境川・清住緑地が第5回グリーンインフラ大賞優秀賞受賞」の記事を掲載
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イギリス&日本・自然環境回復の処方箋~グラウンドワーク~
A story of Genbegawa
2021年8月26日「三島梅花藻の里」の定例整備作業
2021年9月16日「桜川川端」の整備作業
2021年8月28日「鎧坂ミニ公園」の整備作業