「韓国江華島スタディツアー」研修日記・1日目・9/18 [地図表示]

 この度当会では、外務省の推進する対日理解促進交流プログラム「JENESYS2017」を実施する公益財団法人日韓文化交流基金より助成を受け、「環境資源を活かした先進的なまちづくりを学ぶ・日韓若者交流リーダー育成事業」を実施しております。

 その中で、去る9月18日~23日、5泊6日にわたり、全国各地より環境保全やまちづくりに関心の高い高校生・大学生15名を募り、「環境資源を活かした先進的なまちづくりを学ぶ・梅花藻のふるさと韓国江華島スタディツアー」を開催いたしました。

 

 本投稿では、初日となる9月18日(月)の行程についてご報告いたします。

 

 午前10時、台風18号の影響が心配されましたが、参加者15名が無事そろい、出発前のオリエンテーションを行いました。

 

 渡辺専務理事や通訳の金さんから研修に当たる心構えをお話いただいた後、自己紹介と各自の意気込みをうかがいました。

 

 夕方近く、ソウルにある金浦空港に到着し、江華島を中心に案内して下さる韓国ナショナルトラストの朴さんや、通訳の李さん、8月に三島を訪問して下さった韓国の大学生11名と合流し、改めてあいさつを交わしました。

 

 金浦空港からバスで江華島へ移動し、まずは、朴さんや韓国ナショナルトラスト会員の金さんより、江華島でのバイカモ保全活動について講義を受けました。

 

 

 その後、実際にバイカモ保全活動が展開されている水田へ出向きました。見た目は本当にただの水田ですが、春には「白い海」と表現されるほど、一面にバイカモが咲き乱れる水田です。バイカモは韓国国内でも絶滅危惧植物に指定されており、この水田も2009年にラムサール条約湿地に登録されています。大変に貴重な場所ですが、きれいに維持・整備するには苦労している面も見られました。今回は、みんなで周囲の草刈りを行い、微力ながら環境改善に貢献させていただきました。

 

 

 この日の視察研修を終え、2泊3日をお世話になるウリバダペンションへ到着です。江華島の広大な干潟が目前に広がり、美しい景色を堪能することのできるペンションです。

 

 夕食の際は、江華郡市民連帯の前代表と現代表等のゲストも交え、バーベキューによる歓迎交流会を開催していただきました。

 

 

 日本の学生と韓国の学生も日韓の文化や環境などについて意見交換を行いながら、互いに打ち解け、楽しい交流会となりました。

地図  [KML] [地図表示]
住所江華島のバイカモ保全水田
2017/9/27 19:52 ( 海外事業 )
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2021年8月26日「三島梅花藻の里」の定例整備作業

 

2021年9月16日「桜川川端」の整備作業

 

2021年8月28日「鎧坂ミニ公園」の整備作業

 

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