【動画掲載】1/13 大場農業用水路環境再生ワンデイチャレンジを実施しました [地図表示]


 2017年1月13日(金)、三島市大場(だいば)地区の里山エリアに位置する農業用水路の環境再生ワンデイチャレンジを実施しました。

 

 この地は、県立三島南高等学校に隣接する伊豆縦貫自動車道の大場・函南ICの東隣に位置する里山です。絶滅危惧種のホトケドジョウやトノサマガエル、メダカ、三島市の鳥・カワセミなどが生息する、豊かな生態系環境を持っていました。

 

 しかし、伊豆縦貫自動車道の建設に伴い、その面積の一部が失われることとなったことから、グラウンドワーク三島や地元の要望を踏まえ、国土交通省が2年前(平成27年3月)、これらの貴重な生き物たちが生息できる、農業用水路・水辺環境を再整備しました。

 

 当地の周囲には現在、こうして整備された自然水路のほか、水田・休耕田・湿地帯も広がっており、三島市内に残された、野生生物生息のための貴重なサンクチュアリになっています。

 

 ただ、こうした再生水辺環境を良好な形のまま維持していくためには、手入れが必要です。整備された農業用水路も、昨年の夏から、ほんの少しの間経過しただけで、ずいぶんと草ぼうぼうになってしまいました。


 そこで、今回のワンデイチャレンジでは、都留文科大学の学生、グラウンドワーク三島インストラクター・スタッフなど約15人の力を結集して、草刈りと植樹、水生植物の移植などの環境再生作業を実施することにしました。

 

 活動当日は、朝から厳しい冷え込みで、午後の陽が高くなった時分から作業を始めたとはいえ、震え上がるような寒さ。しかし、草刈機や草刈鎌でヨシ等の草を刈り、刈った草を運んでトラックに積み込む作業を進めるにつけ、だんだんと汗ばむほどに暖かくなってきました。

 

 

 

 

 

 また、草刈り後の水路脇には、参加者総出で穴を掘り、用意したエノキ・スダジイ・クヌギなどの潜在自然植生の樹種の苗木約20本を植樹しました。今は冬枯れの時期だけに、用意した苗木の多くも葉っぱを落としていますが、この春以降、新しい芽を吹き、夏以降成長して、将来的にはこの地にも緑陰をもたらしてくれるでしょう。

 

 

 

 植樹の後は、市内の湧水池である三島梅花藻の里や源兵衛川にも生育している在来植物を移植しました。抽水植物のセキショウとミクリ(環境省レッドリスト準絶滅危惧)、沈水植物のエビモを、両岸の積石や土の中に、上手に移植していきました。

 

 

 

 


 こうして、草刈り、植樹、在来植物の移植のすべてが終了しました。特に、造成水路の周辺に、うっそうと生い茂っていたヨシはきれいに刈り取られ、見違えるようになりました。今年の夏以降はまた手入れをしなければなりませんが、今後は、雑草が入りにくいように芝生を植えたり、新たな植樹を入れたりの対策をしていく予定です。

   

 最後に記念撮影をパチリ。およそ4時間にもおよぶ活動の末に得られたこの地は、新しい年をスタートするにふさわしい、すがすがしい場になったことは言うまでもありません。

 


 
 
●整備後、見違えるようになった農業用水路(翌日撮影)

 

 

 

●ワンデイチャレンジ前後の農業用水路の比較写真

 

  

 

 

 

 

 

 

 

地図  [KML] [地図表示]
2017/1/17 16:03 ( 自然環境保全再生 )
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