2016年11月8日、タイ王国チェンマイで開催された「国際かんがい排水委員会(ICID)」の国際執行理事会において、源兵衛川が「世界かんがい施設遺産」に登録されました。
また、「世界水会議(WWC)」が自然環境との健全な共生を実現した水管理システムを登録、表彰する、「世界水遺産」にも、2016年9月末に申請しており、現在審査中です。
これを受けて、2016年12月4日 (日)18時より、源兵衛川「世界遺産」登録記念講演会と祝賀会を、三島商工会議所1階TMOホールで開催しました。
最初に、渡辺豊博グラウンドワーク三島専務理事による記念講演会「源兵衛川の世界遺産としての価値と軌跡」を開催しました。
「世界かんがい施設遺産」の登録基準や申請内容、東海道三島宿水路図や街道絵図、昔の源兵衛川の写真等を紹介しながら、室町時代後期から400年以上の歴史を有する源兵衛川のかんがい施設としての重要性を説明しました。高度経済成長期頃からの環境悪化と、市民・NPO・企業・行政のパートナーシップによる継続的な環境改善活動によって環境再生を果たした経過についても説明しました。
また、今後のアプローチとして、
・「世界かんがい施設遺産」から「世界水遺産」登録へ
・世界的な「水の都・三島」へのブラッシュアップ、品格づくり
・環境資源を活かした「市民協働」のまちづくりの成功モデルを実証
・「源兵衛川世界遺産スタディセンター」の開設(元三島中央幼稚園活用)
・「富士山・伊豆地域世界遺産ビジターセンター」の開設(三島駅南口東街区内)
について提案しました。
記念講演会終了後は、同会場で祝賀会を開催しました。源兵衛川の環境整備事業当時の関係者・専門家・スタッフ等と共に、登録を祝いました。

地図 [KML] [地図表示] | |
住所 | 三島商工会議所 |
「2020年アジア都市景観賞」を受賞しました。
2023年9月29日「腰切不動尊例祭開催」の記事を掲載
グラウンドワーク三島のfacebookページ
グラウンドワーク三島のインスタグラムページを開設しました!
イギリス&日本・自然環境回復の処方箋~グラウンドワーク~
A story of Genbegawa
2021年8月26日「三島梅花藻の里」の定例整備作業
2021年9月16日「桜川川端」の整備作業
2021年8月28日「鎧坂ミニ公園」の整備作業