2/7(日)13:30~15:30 富士山子ども探検隊の最終回「まとめワークショップ:~どうすれば富士山を守れるの?」を開催しました。
第1回~第6回では、静岡県富士宮市や山梨県南都留郡富士河口湖町を訪れて昆虫類、野鳥、植生植物、動物といったテーマで富士山麓の各地域の自然の特徴について勉強しました。
そして最終回のプログラムでは、三島市立公園・楽寿園を訪れ、葉っぱの観察を行いながら、富士山麓周辺の自然と富士山麓最下流部の清流・源兵衛川が流れる三島の自然を比べました。
楽寿園には160種もの植物があるとされています。その中で、二つの地域に共通して見ることができるシラカシ、アラカシ、ヤツデ、コウヨウザン等の植物を16種類観察しました。
続いて、源兵衛川の水源地で水温を測ってみました。 水の微妙な流れ具合によって、水温が少し変化しましたが、約14℃を観測し、第4回目で水質調査を行った白糸の滝(12.6℃)と第5回目の太郎次郎滝の水温(13.8℃)とあまり変わらない結果になりました。
楽寿園での観察を終え、Via701へ移動しました。ここでは、拾った葉っぱを観察しながら、スケッチに挑戦しました。そして、最後に、今年のように来年も自然観察会を開催するには、どのようにして富士山を守ったらよいか、親子一緒に環境保全活動について考えました。
2016年のプログラムを振り返ると、幼児さんや小学生低学年以下の参加者には少し専門的で難しい内容のプログラムもありましたが、講師が鳥や植物の名前いうと、その名前を反復している子どもたちを何度か見受けました。以前プログラムに参加された親子に偶然お会いしたとき、お母様から「観察会を終えてから鳥に興味を持ったらしく、鳥を見ると「鳥、鳥」と言うようになりました。背中で先生の話を聞いていると実感しました。」と話してくださいました。
講師の先生方のおかげで、富士山の自然に対する興味や関心を高めるきっかけづくりとなり、子どもたちの成功体験を増やすことにつながったのではないかと思います。
今年度も多くの方々に参加していただきましたことを感謝いたします。また来年も素敵な出会いとプログラムを用意して皆様の参加をお待ちしております!
住所 | 三島市立公園楽寿園、Via701 |
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イギリス&日本・自然環境回復の処方箋~グラウンドワーク~
A story of Genbegawa
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