12月13日(日)、大場里山地区にて植生の観察会、竹の伐採・チップ化、ホトケドジョウの放流を行いました。
あいにくの少雨でしたが、三島南高生や都留文科大学・渡辺ゼミの学生、地域住民など約20名の参加がありました。
まず最初に、常葉大学非常勤講師の菅原久夫先生主導のもと、植生の観察会を行いました。
大場里山地区には水田や昔ながらの畦道、雑木林が残されています。
菅原先生にはふるさとの里山の話、三島やその周辺の植生のお話をいただきました。
その後、水田沿いの自然水路へと、国土交通省立会いのもと、ホトケドジョウの放流を行いました。
今回放流した個体は、平成20年度、伊豆縦貫自動車道の着工前に国土交通省により、保護された個体です。
保護から7年ほど国土交通省沼津河川国道事務所にて飼育され、29個体が放流されました。
自然水路への放流が終わった後、伊豆縦貫道路沿い造成水路の環境改善を行いました。
ミクリやセキショウ、フサモを植えつけ、川底・河岸の緑化を行いました。
今後もホトケドジョウが住みやすい環境を作っていきます。
昼休憩を挟み、午後からは竹の伐採、チップ化作業を行いました。
雑木林を侵食している竹林を切り開き、竹破砕機でチップにしました。
一度に大きな成果は出せませんが、少しずつの積み重ねで、大場里山地区の環境を改善していきます。
年内にもう一度、大場里山地区での観察会を実施する予定です。
皆様のご参加、お待ちしております。
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