小学生や高校生をはじめ、源兵衛川流域自治会の方々、シニアの方々、日本大学金谷ゼミの方々、インストラクターの方などの参加のもと、「源兵衛川水辺自然観察会」を開催しました。
講師としてお招きした、水生植物専門の加須屋真先生、植物専門の菅原久夫先生、魚類専門の関川文俊先生といっしょに、三石神社を出発して、源兵衛川の中を歩いて、そこに棲む生き物の説明を聞きながら観察をしました。
晴天にめぐまれて、いろいろな生き物に出会いながら楽しく歩くことができました。今年はこの時期でも水量がまだ多く、ミシマバイカモの白い花やタデのピンクの花が水の流れに栄えてとてもきれいでした。
源兵衛川を歩き終わって三石神社に戻り、源兵衛川に棲む水生動物の観察をしました。タモロコ、アブラハヤ、ヨシノボリ、オニヤンマ、シマアメンボ、アメリカザリガニ、などが観察できました。
また、清流のシンボルである絶滅危惧種ホトケドジョウも、今回の調査で5〜6匹観察できました。体長5センチほどの大きな個体もおり、関川先生も「こんな大きなホトケドジョウを源兵衛川で見たのは久しぶりです。」とおっしゃっていました。
3年前の生コン事故で一度はホトケドジョウの数が減りましたが、だんだんとホトケドジョウが棲める環境に回復しているようでうれしいです。
最後に3人の先生方から、今日のまとめとして、源兵衛川の生き物の多様性の素晴らしさについてお話しいただきました。
こんなに多様な生き物が観察できるは年間水が途切れないことが重要
生物はつよい。でも、それを後押しして棲みよい環境をつくるのは人の役割
などのお言葉をいただきました。
源兵衛川水辺自然観察会は年度内にまた開催します。どうぞお楽しみに!!

「2020年アジア都市景観賞」を受賞しました。
2023年9月21日「三島駅南口東街区再開発・費用増見直さず」の記事を掲載
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イギリス&日本・自然環境回復の処方箋~グラウンドワーク~
A story of Genbegawa
2021年8月26日「三島梅花藻の里」の定例整備作業
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