「鎮守の森探検隊」第9回目のプログラムは、伊東市の一碧湖の湖畔で11万年前の地層に触れながら、地球活動とその大地に生育する植生について学びました。
一碧湖はおよそ11万年前、火山の爆発によりできた周囲4kmのひょうたん型のとても美しい火山湖です。8年ほど前にその11万年前の地層が発見され、一碧湖がいつどのように出来上がったのかが判明したそうです。
講師の山口康弘先生は、伊東市にお住まいで普段から一碧湖をフィールドとして調査活動に取り組んています。
4Kmの散策に備え、まずはストレッチをしてから観察会スタートです!
先生は一碧湖の周辺に生えている個々の樹木について、その性質や、特徴、古来からの人間生活とのかかわり等にもふれ、説明をしてくれました。
途中、開けた場所で昼食をとり、約4時間の観察会はあっという間に終わってしまいました。
いろいろな種類の葉っぱを食べたり、舐めたり、先生が炒ってきてくれたシイノミを食べたりと、見るだけではなく全身を使って観察会を楽しむことができました。
この一碧湖でも外来種の生物が生息していました!
タイワンリスです。カメラにおさめることはできませんでしたが、観察会の最中に私たちの目の前を横切りました。
そして、このリスの歯跡がたくさんついている木をいくつも見つけました。また樹皮を食べることによって木が枯れてしまうという被害をもたらしているそうです。
次回の鎮守の森探検隊は、11/26(火祝日)10:00〜12:00です。
10/30に予定していた香貫山での観察会が、台風のため11/23に延期となりました。
本日訪れた一碧湖の位置する伊豆半島の山々から、富士山、そして駿河湾が香貫山の山頂より、眺めることができます。
多くの方のご参加をお待ちしております!
詳細は鎮守の森探検隊(8)きみも樹木博士になろう!in 香貫山 参加者募集をご覧ください。
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