世界「かんがい施設遺産」への源兵衛川の登録審査について [地図表示]

 来る10月11日から16日、フランス・モンペリエ市で開催される、国際かんがい排水委員会(ICID)の国際執行理事会において、三島市、中郷用水土地改良区、グラウンドワーク三島の連名で申請した「源兵衛川」の世界「かんがい施設遺産」への登録審査が行われます。
 日本時間10月13日(火)に、登録審査結果が発表される予定です。

 

 

1.世界「かんがい施設遺産」の詳細


 国際かんがい排水委員会(ICID, International Commission on Irrigation and Drainage, 本部所在地:インド、ニューデリー)は、かんがい排水に係る科学的・技術的知見により、食料や繊維の供給を世界規模で強化することを目的に1950年に設立された自発的非営利・非政府国際機関です。日本は1951年に加盟し、日本を含め各国が国内委員会を設置しています。現在、74の国・地域が加盟しています。
 「かんがい施設遺産」とは、かんがいの歴史・発展を明らかにし、理解醸成を図るとともに、かんがい施設の適切な保全に資するために、歴史的なかんがい施設を認定・登録する制度で、2014年から開始されました。登録により、かんがい施設の持続的な活用・保全方法の蓄積、研究者・一般市民への教育機会の提供、かんがい施設の維持管理に関する意識向上に寄与するとともに、かんがい施設を核とした地域づくりに活用されることが期待されています。
 これを受けて、ICID日本国内委員会(事務局:農林水産省農村振興局整備部設計課)では、かんがい施設の所有者・管理者等からの国内申請を受け付け、平成27年6月かんがい施設遺産の候補施設として、源兵衛川を含む国内の11かんがい施設をICID本部へ申請することを決定したものです。

 


2.申請施設

 源兵衛川(げんべえがわ)(静岡県三島市)

 

 

3.申請者(連名)

 所有者 三島市
 管理者 中郷用水土地改良区
 管理者 NPO法人グラウンドワーク三島(申請書作成・提出等担当)

 

 

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2015/10/7 14:13 ( お知らせ )
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