当法人では、日本の潜在的な魅力や観光力の向上、地方の経済再生を目的とした
外務省の事業「JENESYS2.0」の一環として、公益財団法人日韓文化交流基金を通じ、
自然保護やまちづくりに関心の高い韓国の高校・大学生を8月に招聘する、本事業を受託する運びとなりました。
また9月には、日本の大学生を韓国へ派遣し、さらなる交流と日本のPRに取り組みます。
8月7日~10日まで宮城県大崎市、石巻市、女川町において、
11日~13日まで静岡県三島市において、
「環境資源を活かした先進的なまちづくり、東北の産業復興を学ぶ、韓日青少年市民交流事業」を行いました。
■活動報告③8/9女川町
8月8日(土)の石巻市ツアーに続き、8月9日(日)に実施した女川町ツアーについてご報告いたします。
女川町ツアーでは、石巻専修大学、あがいんステーション、女川町長、 JR石巻駅長、
伊達の屋台、ゲストハウスみらいの皆さまにお世話になりました。
本日はあいにくの雨模様ですが、漁業体験ができる女川町の飯子浜までバスで1時間、到着後に早速ライフジャケットを装着。
ホタテ・ホヤ・カキの養殖が盛んな女川の漁場で、本会も支援しており、漁船クルージング開始です。初めて漁船にのる学生が大半でした。
みんなで大盛り上がりの漁船ツアー、東北の美しい海を満喫してください!
ホタテのイカダまで10分で到着、早速水揚げすると見たことがない大量のホタテと海藻が絡まり、歓声が上がりました。
おかみさんに早速、船上ホタテ・クッキングを実演してもらい、全員、新鮮で甘みの強いホタテを食べて感動した様子です。
今回はホタテ・カキ、さらに立派な鱧(ハモ)も水揚げし、お昼ご飯と夜のBBQ食材にします。
お昼前に、復幸まちづくり女川合同会社が運営する漁業体験・物産施設の「あがいんキッチン」の取組みを木村様よりご説明いただきました。
本日収穫したホタテ・カキの1次加工(清掃・殻むき)を教わり、石巻専修大学生もフォローしながら皆で殻むき交流大会です。
昼食は水揚げしたばかりの女川ホタテカレーと、ホタテ、カキ、鱧の刺身です。美味しすぎてすぐに食べ終えました。
昼食後、代表の安部様より、地元の民間企業が始める復興まちづくりについてご説明いただき、ありがとうございました。
つづいて建設されたばかりのJR女川駅の屋上にて、女川町の須田町長にお越しいただき、表敬訪問と意見交換を実施しました。
復興へ向かう長い道のりと、人口減少を正面からとらえた新たな復興ビジョンを、現場の説明を通じて詳しく説明いただきました。
周辺20もの駅長を兼ねるJR石巻駅の佐々木駅長より、女川駅の新規性や地域の魅力、交通網についてご説明・意見交換いただきました
須田町長、佐々木駅長、お忙しいところ現地までお越しいただきありがとうございました。
つづいて向ったのが女川町立病院です。
階段を上って到着した駐車場は海抜約17m。しかし、皆さんが立っている頭上まで津波が来た事を知り、地理学的にも驚いていました。
夜のBBQに備え、一次休憩を兼ねて女川駅に併設する温泉施設ゆぽっぽで温泉体験です。皆様お疲れさまです。
温泉で回復した一向は、ゲストハウスで海産物・韓式BBQの準備に取り組み、元気に日韓青少年交流会を開催しました。
石巻の食の魅力を発信し続ける「伊達の屋台」のキッチンカーにもご協力いただきました。
ご当地グルメの「石巻焼そばや」「ホルモン焼き」など、訪日団は震災でも活躍したキッチンカーを体験し、大変盛り上がりました。
食事の後は、宮城県の若手起業家と意見交換し、新たに仕事を立ち上げる可能性やチャレンジ精神を共有しました。
日本式の一本〆で交流会をお開きとし、学生間でLINE、カカオトークでつながり、今後の相互交流が楽しみです。
(活動報告④-1に続く)
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イギリス&日本・自然環境回復の処方箋~グラウンドワーク~
A story of Genbegawa
2021年8月26日「三島梅花藻の里」の定例整備作業
2021年9月16日「桜川川端」の整備作業
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