1/17第12回・第13回鎮守の森探検隊を開催しました。 [地図表示]

1月17日(土)は、午前に第12回「ふるさとの森と冬鳥を観察しよう!」(10:00~12:00)、午後に第13回(最終回)「まとめワークショップ:地域の環境をみんなで考えよう!」(13:30~15:30)を開催しました。

 

午前の部では三島市立公園楽寿園内にて、菅原久夫先生(常葉大学非常勤講師)と滝道雄先生(日本野鳥の会東富士支部副代表)を講師に招き樹木と冬鳥の観察会を行いました。

 

まず最初に、双眼鏡の使い方をマスターしましょう!

滝先生に説明をしてもらいながら挑戦しました。遠くの鳥を素早く見つけ、双眼鏡で観察する方法を学びました。

 

 

さて、観察会スタートです。

道行く先々に、大きな木々が聳え立ちます。ケヤキや赤松、そしてどんぐりの木。菅原先生から低地の森林に生息する藪肉桂(ヤブニッケイ)の木や真っ赤な実がつく万両(マンリョウ)の木の説明もありました。

色で見分ける松ぼっくり、年月が新しいのは何色か覚えていますか??

 

 

そして、その木々で羽を休ませたり、巣をつくったり、えさを求め飛んでくる冬鳥たちを双眼鏡片手に観察しました。滝先生から、この日参加者の皆さんが目にした15種類の鳥の名前が挙げられました。

腹部がオレンジ色の相思鳥(ソウシチョウ)は小さくて愛らしく色も綺麗でした。また、三島に渡ってくる最初の冬鳥として知られる金黒羽白(キンクロハジロ)もこの日見ることが出来ました。

最後には、キツツキ科のアオゲラが木をつついている場面に遭遇しました。

 

 

 

プログラムを通して、森と動物の共存の様子を見ることが出来ました。

 

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引き続き、午後は最終回の「まとめワークショップ:地域の環境をみんなで考えよう!」を開催しました。

 

全13回プログラムで実施した鎮守の森探検隊もこの回が最終回。第1回目から第12回目のプログラムを加須屋真先生(常葉大学非常勤講師)と振り返りながら、森や里山の役割、そして自然のバランスや生態系について、パワーポイントの映像を見ながら学びました。

 

 

プログラムの後半では、先生に生き物に対する質問をしました。普段目にしていた「ふしぎ」の謎が解けて、参加者もすっきりした様子。次、また新たな「ふしぎ」を質問しに、先生に会いに来てくださいね!

 

 

さて、平成26年度のすべてのプログラムを終え、述べ300人以上が鎮守の森探検隊にご参加頂きました。

 

今年、当時小学生だった参加者の男の子が、生物学を学ぶため大学に進学したという吉報が講師のもとに届いたようです。

 

今年度もたくさんのご参加ありがとうございました!!

 

(主催:NPO法人グラウンドワーク三島 助成:独立行政法人国立青少年教育振興機構子どもゆめ基金助成活動)

 

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住所静岡県三島市一番町19−3
2015/1/21 11:05 ( グラウンドワーク三島ブログ / 環境教育・視察研修 )
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