富士山を水源とする湧水地は、静岡県・山梨県内に400~500ヶ所も存在していますが、周辺の開発行為の進展による湧水地の減少や改変、水質悪化などの環境問題、被害が発生しており、富士山を水源とする川や海の資源保護のためにも湧水地の保全対策が大きな課題となっています。
グラウンドワーク三島では、平成18・19年度、「富士山湧水インストラクター養成講座」を開校し、養成したインストラクターと共に、富士山麓の湧水地調査を実施し、「富士山湧水マップ」ホームページの開設と、湧水地情報の発信を進めてきました。
しかし、富士山の世界文化遺産登録等によって、登山者数や観光入込客数が急増し、富士山への環境負荷はますます増大しており、周辺に点在する湧水地は存亡の危機にさらされています。
そこで当会では、平成25年度より、公益財団法人粟井英朗環境財団の助成を受けて、富士山麓の湧水地の再調査による実態把握と「富士山湧水マップ」の更新を行うために、調査の進行役や実践者の役割を担う若い人材の育成と、富士山麓の湧水調査を継続的に実施しております。
今回、全4回の基礎講座(座学3回、実学1回)の座学第3回として、1月17日(土)夕刻、渡辺豊博専務理事による「富士山の世界文化遺産の意義と課題」を開講します。
富士山に興味・関心のある皆様のご参加をお待ちしております。
基礎講座 座学3「富士山の世界文化遺産の意義と課題」
日 時 平成27年1月17日(土)18:30~20:00
場 所 Via701 1階ホール(住所:三島市本町7-30、電話:055-973-0038)
講 師 渡辺 豊博(都留文科大学教授、NPO法人グラウンドワーク三島専務理事)
内 容 富士山が世界文化遺産に登録された意義と、それに伴い直面する課題について学びます。
対 象 者 「水の山・富士山」に興味・関心のある高校生以上(年齢は問いません。)
参 加 費 無料(定員40名)
申込方法 電話、FAX、Eメール等で、グラウンドワーク三島事務局までお申し込みください。
締 切 り 当日参加可能
詳細・お問い合わせはこちら(pdf)
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住所 | 三島市本町7-30 |
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