3/28 第15回心を元気にするショートツアー(1日目)
グラウンドワーク三島では、東日本大震災支援活動として「子どもを元気に富士山プロジェクト」に、
3年前、発災以降から取り組んでいます。本プロジェクトの一環として、第15回目になる「心を元気に
するショートツアー」を、2014年3月28日(金)〜30日(土)の日程で実施しました。
今回は宮城県石巻市のサッカーチーム、開北FCファンタジスタの小学生34人と、監督・コーチ・ご家族
など12名を含む計46人に参加していただきました。
開北FCのご一行様は、3月27日(木)の石巻駅深夜発の夜行バスにて出発し、28日の朝8:00に御殿場
インターへ到着しました。当日は稀に見る快晴であり、夜行バスでお疲れかと思いきや子どもたちは
何のその、雪化粧をまとった富士山のすばらしい眺望に興奮し、元気にはしゃいでいました(^◇^)
富士山の麓まで向かうバスでは、インストラクターの田村さんのハーモニカに合わせて、みんなで
「ふじの山」を越え高々に歌いました。
そして、水ヶ塚駐車場に到着です。まだ雪もちらほら残っていましたが、日差しも強く、石巻の冷たい
浜風で鍛えてらっしゃる皆様にとっては、春の陽気といったところです。
美しくも力強い富士山を間近にし、子ども達だけでなく親御さんも感動し、GW三島のボランティアさん達と
共に記念写真を撮影しました。1年中でもこれほどくっきりと見える白富士は珍しく、ショートツアーへの
期待が一気に高まった瞬間です!
続いて、富士山西臼塚の自然探検を行いました。
西臼塚の噴火口周辺を探検し、不思議な高山植物の説明を受けて学習しながら、元気にウォーキング
を楽しむことができました。
始めてみるヒメシャラの木は、触れてみるととてもヒンヤリしていて、皆さん抱きつきながら確認しました。
田村さんの巧みな説明を、興味津々に見つめる子ども達。
参加者の皆さまより、その富士山のあまりの雄大さと美しさ、自然の奥深さに感動の言葉をいただきました。
お昼になり、体を動かしてお腹が減ってきました。昼食場所は富士宮市に移動し、鉄板焼き・富士宮焼そばの
老舗、「鉄板焼きすぎ本」さん。
B級グルメで有名になった富士宮焼そばだけでなく、お店のご厚意で、名物の「洋食焼き」もいただき、
皆さん大満足でした。鉄板焼きすぎ本さん、ありがとうございました。
その後、富士山本宮浅間大社までお散歩し、参拝しました。ここでも富士山がしっかりとお出迎えし、
子ども達のエネルギーも全開です!
神社では、子供たちが思い思いのお願いをしました。
お参りを終えた皆さんは、富士宮から三島まで移動し、午後は源兵衛川の水辺散策と生きもの探しです。
講師の加須屋先生から、水辺の生き物の魅力をたっぷりと学び、捕獲方法をお聞きし、いよいよ生き物さがしです。
天気も気温もよく、子どもたちは競い合うように必死になって、たくさんの川魚、エビなどを捕まえていました。
捕獲した生きものを水槽に入れ、それぞれの名前や生態について学び、きれいになった源兵衛川
だからこそ生息できる生きものが、こんなにもたくさんいることに驚いていました。
捕獲した生きものは、みんなで丁寧に、川へ帰してあげました。
夕方は伊豆の温泉にゆったり入り、夜は伊豆のボランティアの皆さまと、大きな古民家での大交流食事会を開催です。
夜行バスで移動してから一日中体を動かし続け、その分おいしい料理をお腹いっぱい食べていただきました。
夕食後は、まだ元気のあり余っている子ども達へ、お楽しみゲームイベントを行いました。
ここでも体をいっぱい動かした子ども達は、ようやくオリーブの木さんの宿へ戻り、明日、三島市の
サッカーチームと実施する交流戦に向けて、ゆっくり休みました。
初日から感動あり、学びあり、笑いありで大盛り上がりでした。講師の皆さま、伊豆のボランティアの
皆さま、GW三島のボランティアの皆さま、ご協力ありがとうございました!
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