世界の宝物・富士山を守れ!子どもフィールドネットワーク活動
第7回 富士五湖探検 〜湖の誕生の秘密発見!〜
12月22日(日)、「子どもフィールドネットワーク活動」第7回目のプログラムとして、山梨県にある
富士五湖を巡り、富士五湖周辺に生きる動植物の生態や富士五湖の誕生について学びました。
山梨県側の富士山麓に点在する富士五湖は、富士山の噴火による堰止湖で、山中湖、河口湖、
西湖、精進湖、本栖湖の五つの湖から構成されます。今回は、富士五湖の中でも最も東に位置
する山中湖と最も西に位置する本栖湖において自然探検を行いました。
当日は、富士山エコネットインストラクターの田村和幸さんにご案内をいただきました。
三島市を出発し、山中湖へ向かいます。
途中の車内では、田村さんのハーモニカの演奏のもと、皆で富士山のうたを歌いました。
山中湖へ到着。湖岸線を歩きながら山中湖の特徴などを学びます。
湖岸が火山灰の砂州によって形成されていることが、山中湖の特徴です。
その他、雪原に残された動物の足跡や富士山の側火山が一列に並んでいる様子などを観察しました。
山中湖交流プラザ「きらら」にてフジマリモの実物を観察しました。
こちらでは、フジマリモが湖水、井戸水、水道水、ミネラルウォーターの4種類の水槽の中で、試験的に飼育されていました。
植物調査マップについて学びます。
山中湖交流プラザ「きらら」では、もともと周辺に生えている植物を観察することができます。
山中湖を出発した後は、河口湖、西湖、精進湖を回りながら本栖湖へ向かいます。
写真は、西湖湖畔から望む富士山と青木ヶ原樹海。
864年の貞観噴火により、西湖、精進湖、本栖湖はもともと一つだったものが分断され、溶岩流の上には、長い年月をかけて青木ヶ原樹海が形成されました。
本栖湖に到着。本栖湖から眺める富士山の風景は、千円札の裏側にも使われています。
本栖湖においても湖岸線を探検しました。堆積岩や松ぼっくりなどを発見しました。
駐車場では、木の葉にくるまれた蛾の卵も見つけることができました。
当日ご案内いただいた田村和幸さん、どうもありがとうございました。
また参加していただいた皆様、ご参加ありがとうございました。
また次回のプログラムでもお待ちしておりますので、ぜひご参加ください。
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