三島市大場地区の県立三島南高等学校に隣接する、伊豆縦貫自動車道の東側に広がる里山は、かつては全山に「三島桜」が咲き乱れる「桜山」でした。山裾には横穴の井戸があり、地域の農業用水の大切な水源になっており、その湧水が流れる土水路には、貴重種のホトケドジョウや日本メダカ、トノサマガエルが生息する豊かな自然環境(水田・休耕田・湿地帯・自然水路)が広がっています。
現在までに、グラウンドワーク三島は、三島南高校や大場自治会、農業関係者、専門家、行政と連携して、国土交通省にお願いし、伊豆縦貫自動車道沿いに「ビオトープ池」を整備していただき、その保全活動や自然環境調査、間伐作業など進めてきました。
今回、この里山から流れる土水路が壊れ、魚たちの生息場所としての環境悪化が進行したので、杭打ちや板柵による水路整備と桜山復活の間伐・チップ化作業を行います。今後もこの里山再生活動を続けて、将来的には、全山に「三島桜」が咲き乱れる、大場地区の原風景の復活を目指します。
ふるさとの森づくりへの皆様のご参加をお待ちしております。
日 時:平成31年1月26日(土)10:00~16:00 ※少雨決行
集 合:三島市大場・里山エリア(県立三島南高等学校・伊豆縦貫自動車道東側)
※下記の詳細案内に地図がございます。
講 師:山田 健次(山竹種苗園 代表)
渡辺 豊博(都留文科大学特任教授)
内 容:農業用水路の整備と間伐・チップ化作業等
持ち物:軍手、帽子、タオル、長靴、飲み物
服 装:屋外作業などで汚れてもいい服装
参加費:無料
申込み:グラウンドワーク三島事務局までお願いします。当日参加も大歓迎です。
詳細はこちら(PDF)
地図 |