2/22(月)に「リバー・インストラクター養成講座2016」の第4回「三島の湧水河川に生息するいきものたち」を開催しました。
第4回は、関川文俊先生(常葉大学附属環境防災研究所研究員)をお招きして、魚類調査時に留意すべき法令や調査の方法などを紹介した後、三島の湧水河川(主に源兵衛川)に生息するいきものについて講義を行いました。
参加者は、「国外外来種」や「国内外来種」、「特定外来生物」など初めて聞く言葉を学びながら、生物の生息環境や湧水河川のいきものについて理解を深めました。関川先生は、「生物にとって環境が汚いかきれいかの判断基準は栄養があるかないか」と述べ、定性調査法による底生動物(湖沼や池、河川などの水底や泥の中で生活する水生生物)の標本を回覧し、初めて見る生物の標手を手に取った参加者は熱心に観察していました。
最後に、関川先生は「調査結果を残すことは大変重要。河川の環境変化を知り、生物の保全につながる」と述べ、グラウンドワーク三島の実践地における整備活動や環境調査の継続性とその必要性について参加者と共有しました。
次回のプログラムは、第5回「ふるさとの森と植物たち」、「住宅街のオアシスに集う野鳥たち」を予定しております!
★次回講座のお知らせ★
日 時:第5回 3月2日(水)18:30~20:30 (受付開始18:20~)
テーマ:座学⑤「ふるさとの森と植物たち」(講師:菅原 久夫)
座学⑥「住宅街のオアシスに集る野鳥たち」(講師:滝 道雄)
会 場:三島市民活動センター4階 第2会議室(静岡県三島市本町3−29)
当日参加も受け付けております。皆様のご参加をお待ちしております!
地図 |
住所 | 静岡県三島市一番町2−29 |