第8回「心を元気にするショートツアー」を開催(10/8-10)

2011/10/10 19:00 投稿者:  gwmishima

 東日本大震災で被災されている宮城県石巻市と東松島市の子どもたちとそのご家族36名をご招待して、第8回「心を元気にするショートツアー」を開催しました。

 

 初日(10月8日)は朝早くに開北小学校など各集合場所でお迎えし、休憩をしながら、約10時間もの道のりを経て伊豆市に到着しました。バス内ではクイズなどのレクリエーションを楽しみ、「ホテルオリーブの木 レストランチュラル」で夕食を頂き、「湯治場ほたる」で温泉に入り疲れを癒しました。宿泊先の伊豆市の「天城ふるさと広場山荘」の方々が温かく出迎えてくださり、みなさんゆっくり休まれたようです。
 
 
 二日目(10月9日)の午前は、伊豆市修善寺にある「自転車の国 サイクルスポーツセンター」へ向かいました。施設内には、5キロサーキットやおもしろ自転車など約20ものアトラクションがあり、石巻市の少年サッカーチームの開北FCファンタジスタのメンバーを中心に子どもたちだけでなく親御さんも思いっきり遊び、いい汗をかいたようです。
 
 
 
 
 
 昼食は、NPO法人伊豆自然塾・NPO法人伊豆のへそのみなさんの協力のもと「サイクルスポーツセンター」内にある「DAYキャンプ場 元気の森」にてバーベキューを行いました。子どもたちは率先して食材を切ったり、焼いたりと大人顔負けの頑張りを見せていました。食後は山栗を焼いたり、茹でてデザートとして食べました。おいしいと栗を頬張る子どもたちの顔がかわいらしかったです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 昼食後、日本初のドーム型屋内木製バンク「伊豆ベロドローム」を見学し、特別にバンクの中に入れて頂きました。実際に競輪選手が競技している場所に踏み入れた事にみなさん興奮気味でした。
 
 
 
 
 
 
 
 その後、修善寺温泉場に移動し、修善寺ふるさとガイドの方にお話を伺いながら、漱石ロードを通り、修善寺周辺を散策しました。有名な「とっこの湯」につかったり、射的やスマートボールで遊んだりと思いっきり満喫しました。ガイドのみなさん、ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 夕食は、「天城ふるさと広場山荘」でしし鍋をごちそうになりました。三島駅前の「鯛元」さんの鯛焼きをおやつにいただいた子どもたちは夕食後、伊豆自然塾のみなさんと一緒に、星がきれいな屋外で、ネイチャーゲームやナイトウォークを楽しみました。
 
 
 
 
 
 その間、親御さんたちは被災地の現状などについて語り、情報交換や悩みの共有など行い、交流を深め打ち解けたご様子でした。また、子育てのお話などもされていたので、非常に参考になりました!ありがとうございます!
 
 
 三日目(10月10日)は、朝7時から「天城ふるさと山荘広場」の敷地内にあるフィールドで地元の少年サッカーチーム、FC下田のメンバーを迎えて練習試合をしました。
 
 
 
 
 
 
 子どもたちは朝の寒さに負けず思いっきり汗をかいて試合を楽しんだようで、試合後、相手チームと一緒に朝食を食べ親睦を深めていました。
 
 
 三島への道中、伊豆の国市の「いちごプラザ」に立ち寄り、大きないちごがまるまる入った「いちご大福」を頂き、一同感激しておりました。三島市内に移動して、三島の水辺散策を行いました。グラウンドワーク三島インストラクターの皆さんの説明を受けながら、楽しんでいただきました。
 
 三島梅花藻の里でミシマバイカモを観察したのち、源兵衛川の中流部では、サンダルに履き替え実際に源兵衛川に入って頂きました。子どもたちは腰までつかりびしょ濡れでしたが、川遊びを全身で楽しんでいたようです。インストラクターの皆さん、ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 
 昼食は「パステリア地中海」でたくさんのパスタ、ピッツァをお腹いっぱいに食べることができ、満足されていました。
 
 
 
 
 今回のツアーも、前回に引き続きたくさんの笑顔と元気に出会える旅となりました。ご支援ご協力下さった関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
 
(グラウンドワーク三島OJT研修生 池原)

 

 

第8回心を元気にするショートツアー
第8回心を元気にするショートツアー