「韓国江華島スタディツアー」研修日記・5日目・9/22

2017/9/28 14:13 投稿者:  gwmishima

 この度当会では、外務省の推進する対日理解促進交流プログラム「JENESYS2017」を実施する公益財団法人日韓文化交流基金より助成を受け、「環境資源を活かした先進的なまちづくりを学ぶ・日韓若者交流リーダー育成事業」を実施しております。

 その中で、去る9月18日~23日、5泊6日にわたり、全国各地より環境保全やまちづくりに関心の高い高校生・大学生15名を募り、「環境資源を活かした先進的なまちづくりを学ぶ・梅花藻のふるさと韓国江華島スタディツアー」を開催いたしました。

 

 本投稿では、5日目となる9月22日(金)の行程についてご報告いたします。

 

 5日目は、ソウルの歴史と文化についての視察研修となりました。

 まず訪れたのは、朝鮮王朝の歴代王と王妃の位牌が安置されるユネスコ世界文化遺産「宗廟」です。他の日本人観光客に混じり、専門のガイドによる案内のもと、見学させていただきました。

 韓国に根付く儒教の教えや考え方、かつての王朝の子孫たちが当時から続く祭礼を現代にまで伝えている伝統などを感じることが出来ました。

 

 

 昼食は、異国情緒あふれる南大門市場の屋台でいただきました。

 

 

 午後は、こちらもユネスコ世界文化遺産に登録されている「昌徳宮」を訪れました。

 昌徳宮は、朝鮮王朝時代の宮殿の一つで、美しい庭園と豪華絢爛な宮殿の数々を見ることができます。当時の王族の優雅な生活に思いを馳せつつ、地形と調合して建てられた色彩豊かな宮殿は、日本の伝統的な木造建築とは違った趣向を楽しむことが出来ました。

 

 

 また、豊臣秀吉による朝鮮出兵や、朝鮮王朝最後の皇帝に嫁いだ梨本宮方子様など、日本と浅からぬ縁があることを学びました。

 

 この日の最後は戦争記念館を訪れました。朝鮮戦争の熾烈な歴史を中心とした展示の数々から、戦争の教訓を学びました。昨今、北朝鮮の動きが活発化する中、貴重な学び・体験を得る機会となりました。

 

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地図

住所宗廟