「英国スタディ・ツアー2017」研修日記・その6・8/29

2017/9/15 12:13 投稿者:  gwmishima

■2017年8月29日(火)


 この日はロンドンのヴィクトリア駅から電車で1時間の、イギリス南部に位置するブライトンへ向かいました。2つの視察先と、セブンシスターズを訪れる内容の濃い最終日にふさわしい研修となりました。


【主な視察先概要】(研修のしおりより)】


・ブライトン(Brighton)
英国有数の海浜リゾート地。ビーチが主要な観光資源であり、砂浜に沿ってバー、レストラン、ナイトクラブなどが立ち並んでいる。今回は、ブライトン観光局を訪問し、観光振興などの取り組みについて話を伺う。

 

・ザ・ビッグ・レモン(The Big Lemon)https://thebiglemon.com/
環境に優しく持続可能な公共交通機関を提供することをミッションに掲げている。太陽光や廃食用油をリサイクルしたバイオ燃料で走るバスなどが注目されており、2016年には環境社会企業賞を受賞した。

 

・セブン・シスターズ(Seven Sisters)
イングランド南東端、イギリス海峡に臨む白亜紀の石灰岩の海食崖。切り立った断崖の波打つ断面が、7人の乙女が並び立っているように見えることからその名がついた。付近一帯は公園に指定され、海鳥や海浜植物が保護されている。

 

 


【午前:ブライトン観光局視察】
 まずブライトン観光局のマーケティング担当の方から、ブライトンの街の歴史や特徴の説明を受けました。海沿いの小さな漁師町から、海という資源を使った商業の発展の歴史、観光地としてのマーケティングの仕方などのお話を伺うことができた。

 

 

       観光局マーケティング担当のジュリア氏よりご説明

 

 

                      観光局から海沿いのブライトンの風景

 

【午後:ビッグレモン、セブンシスターズ視察】
 午後は、電気バスを活用した公共バスのThe Big Lemonという社会的企業へ視察をおこなった。長年バス運転手をしているネイルさんから会社についての概要などお話を聞き、バスでブライトンの街を案内していただきました。

 

 

 

 

 

 その後、バスステーションに向かい環境に配慮したバイオ燃料など見せていただきました。

 

 

 

 環境に配慮したエネルギーで他社と競争することの難しさと、それでもあきらめずに社会的企業として今日まで支え続けたネイルさんの情熱に感動し、視察を終えました。

 

 視察終了後、セブンシスターズへ向かうにあたり、ビッグレモンのバスをお願いしたところ、快く引き受けていただき、ネイルさんとお二人の息子さんのご案内でセブンシスターズを訪れることができました。

 

 

 

 その後、ブライトンからロンドンへ電車で戻り、研修終了となりました。最後に、参加者一人ひとりから感想をいただき、7泊8日にわたる英国スタディツアーは幕を閉じました。

 


 今後、各参加者からのレポートをとりまとめ、「英国スタディツアー報告書」として作成する予定ですので、またご報告したいと思います。

 

 参加者の皆様、大変お疲れ様でした!

 

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