去る9月28日(水)、秋の長雨もあがりさわやかな気候の中、腰切不動尊9月例祭を行いました。
『腰切不動尊』は、寛永10年(1633)に御殿川の川底で見つかった石の仏像で、腰から上しか彫られていないので、腰切の名前で呼ばれるようになりました。この不動尊には、腰から下の病や安産にご利益があるとされています。
私達は、この忘れかけられていた『腰切不動尊』を、平成11年、地域の方々と一緒に再生整備し、かつては盛大に執り行われていた5月の大祭、9月・1月の例祭を復活させ、地域の宝物として守ってきました。
インストラクターやボランティアの方たちに参加していただき、まずは、普段なかなか行うことのできない御堂内部の清掃と周り草刈りを行いました。
そして、塩、米、果物、花をお供えし、旗や幕で飾り付けをしました。普段は見ることのできないご本尊の石仏も、祭りの日には見ることができます。
準備を終えて、参加者全員でお経を唱え、お線香をあげ、礼拝をしました。
これからも、地域に根付いた腰切不動尊を守るべく、活動を続けていきたいと思います。
次回の例祭は1月です。皆様のご参加をお待ちしております!
地図 |
住所 | 腰切不動尊 |