去る8月20日(木)~24日(月)の5日間、グラウンドワーク三島での実地研修が渡辺専務理事の指導
のもと実施され、都留文科大学社会学科・渡辺教授のゼミ合宿生、フィールド・インターンシップ受講生、
フィールドワークⅡ受講生、東京環境工科専門学校インターンシップ受講生等、計16名の学生が三島へ
訪れました。
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20日(木)の午前はオリエンテーションを行った後、「三島梅花藻の里」の水源地のワンデイチャレンジ
です。
貴重な水源地を整備するため、繁茂している雑草を地域の方と協働して除去しました。
また、水面が雑草や水草で隠れていたため、下流部に汚ごれをなるべく流さないよう配慮しつつ、
整備を行いました。
そして、作業の結果、貴重な水源地の水面が見えるようになりました。
20日(木)の午後は松毛川の環境改善活動(竹林伐採)です。
松毛川が竹で隠れてしまい、護岸を整備できない場所を、切り開きました。
(※竹林伐採は地権者の方とお話しした上で、作業を行っています。)
伐採した竹はチップ化することで活用し、外部にゴミを出さないようにしています。
そして、作業の結果、竹で隠れていた松毛川の水面が見えるようになりました。
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21日(金)の午前は、箱根西麓にて農業体験です。
まず、グラウンドワーク三島の協力者とともに、そばの種まきを行いました。
また、南瓜の収穫や雑草の除去等を、経験者の指導のもと行いました。
暑い中での作業となりましたが、無事に作業を終えることができました。
21日(金)の午後は、鎧坂公園の整備作業等です。
青々と茂っている雑草を地道に刈りました。
また、道路沿いの場所を整備し、花を植えました。
側を通られる方が少しでも楽しんでいただけると幸いです。
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22日(土)には、三島市で開催された「市民普請大賞 全国交流会議2015」に参加しました。
午前は源兵衛川の視察です。
多くの参加者と一緒に、説明に耳を傾けつつ、源兵衛川の遊歩道を歩きました。
また、グラウンドワーク三島が昨年度、市民普請大賞グランプリを受賞した記念に、
源兵衛川に記念碑を設置することになり、その除幕式に参加しました。
そして、昼食後、松毛川の視察を行いました。
20日に活動を行った場所を、改めて見て回ることにより、活動の重要性を再認識しました。
その後、視察から一転して、基調講演等の座学です。
市民普請大賞の受賞者による事例発表等に耳を傾けることにより、先進的な活動や考えについて
学びました。
また、パネルディスカッションでは、会場席から質問を行うなど、積極的に会議へ参加しました。
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23日(日)は、「市民普請大賞 全国交流会議2015」二日目の部に参加しました。
まず、全体説明、市民普請大賞優秀賞2団体の事例発表に耳を傾けました。
その後、グループに分かれての分科会です。
「市民普請の普及」や「市民普請の大学」をテーマに話し合いました。
午後には、各グループでまとめた内容を共有する総括セッションです。
どのグループも発表者は研修生です。
多くの先駆者達を前にして発表を行える、貴重な経験となりました。
また、統括セッションでまとめられた内容は、今後の市民普請の取り組みの中で検討されていきます。
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最終日の24日(月)には、源兵衛川第7ゾーンのワンデイチャレンジです。
川の中に入って、繁茂しすぎたヨシの除去を行いました。
ヨシが身長より大きく成長していたため、非常に疲れる作業となりました。
大変な作業となりましたが、無事にヨシを除去することができました。
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以上、整備活動が計5回、農作業が1回と肉体的に疲れ、また、事例発表や分科会等で頭脳も
フル回転する、ハードな研修となりました。
しかし、グラウンドワーク三島の活動を多く実地体験し、学ぶことが非常に多い5日間となったと
思います。