三島市と沼津市にまたがる松毛川(灰塚川)は、狩野川流域に唯一残された、旧河川敷の三日月形の止水域です。川の両岸には、狩野川の原風景である、エノキ・ムクノキ・ケヤキなど12種類、1300本(内100年以上の巨木130本)の河畔林が残っており、静岡県内・全国的にも大変、貴重な水辺自然環境です。
しかし近年、河川内に土砂やヘドロが堆積することによる治水機能の低下や、河畔林沿いの竹林の繁茂が著しく、貴重な樹木の倒木・枯死が進行しており、本会では狩野川の原自然を再生する「千年の森づくり」に取り組んでいます。
今回、松毛川右岸(三島市御園地区)の森づくり活動の一環として、春から夏にかけて咲く景観用植物の種をまく「花畑づくり」とこれまでの活動で再生した河畔林を歩きながら、野鳥の専門家がガイドする「自然観察会」を開催します。
美しい水と緑の原風景を取り戻す活動に、ぜひご参加ください!
●開 催 日:平成31年3月16日(土) 10:00~15:00(雨天中止)
●開催場所:三島市御園地区・松毛川上流部(灰塚川) ※下記の募集チラシ内・案内図参照
●内 容:① 10:00~12:00 森づくり活動体験(講師:渡辺 豊博/都留文科大学・特任教授)
河畔林を彩る花畑づくり、下草刈り・ゴミ拾いを行います。
② 13:00~15:00 自然観察会(講師:滝 道雄先生/日本野鳥の会)
松毛川の河畔林に生息する野鳥を観察します。
●持 ち 物:飲物、軍手、帽子、タオル
●服 装:長袖・長ズボン・帽子を着用し、長靴や運動靴でお越しください。
●参 加 費:無料
●申 込 み:下記の募集チラシをご確認いただき、事務局までご連絡ください。
※当日参加も歓迎します!
⇒詳細案内・参加申込書(PDFファイル)