間伐青竹を利活用した「竹あかり」イベント

2013/2/27 0:00 投稿者:  gwmishima

箱根西麓地域では、馬鈴薯や大根などの良質な農産物が収穫できる農地ですが、付近の里山は手入れがなされず、荒廃が進んでいます。

そこで、グラウンドワーク三島では、この未活用の環境資源の利活用を目的に、荒れた里山の竹林伐採を進めると共に、市内のシニアの皆様を中心とした「せせらぎシニア元気工房」を立ち上げ、伐採した青竹を利活用し、側面に透かし彫りを施した「竹あかり」づくりに取り組んできました。こうして完成した竹あかりに蝋燭を入れ、市内の水辺などに並べた竹あかりイベントを開催しています。

 

今年度も、2月に開催された「三島宿地口行灯」に協賛し、三石神社境内で、「地口行灯と竹あかりイベント」を開催しました。

 

竹あかりの材料となる青竹は、市内の放置竹林で間伐してきたものです。それらを、節ごとに電動のこぎりで切断し、ルーターやドリルなどを使い、メンバーが思い思いのデザインで仕上げていきます。

 

 

ろうそくも、缶コーヒーの空き缶を使いながらつくります。

 

 

こうして完成した150本の竹あかりを、三石神社境内に並べました。

 

まずは、今年の干支、へびです。にょろにょろがうまく表現できています。

 

 

その他、富士山の世界遺産登録にかけて、富士山型の作品もつくりました。

 

 

 

蝋燭の炎が揺らめく竹あかり。たいへん幻想的でした。

次回は6月のホタルまつりを予定しています。ぜひお越しください。

 

 

 

 

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