今年度よりグラウンドワーク三島では、米づくりにチャレンジしています。三島市長伏地区・長伏小学校東隣に位置する水田では、減農薬米(品種:あいちのかおり)を栽培しています。
6月に田植えを行って以降、順調に育ち、迎えた実りの秋。10月29日(土)に「秋の稲刈り・脱穀体験」を開催しました。
三島市内外の親子を含め41名が参加し、賑やかに収穫体験が行われました。
稲刈りは鎌を使った手刈り作業。子供たちは慣れない鎌に、初めは慎重になっていましたが、だんだんと慣れてくると大人がびっくりするほど、手早く刈り進めていきます。
刈った稲は根元をわらで結んで束にし、竹で組んだ「はざ」に掛け、天日干しをします。
また、事前に刈って干しておいた稲で、籾を取り除く脱穀作業の体験をしました。今では珍しい昔ながらの足踏み脱穀機。稲を手で持ち脱穀機にかける人に、足でペダルを踏んで機械を回す人と、親子が一緒になりながら、約80kg分の籾を取ることができました。
参加者からは「子供が楽しそうに稲刈りをしていた」、「農作業に夢中になりました」、「子供に米をつくる苦労を体験させることができて、満足した」といった感想が聞かれました。皆さん、大満足の様子です。
今回収穫した稲は、その後、選別・籾摺り等の作業を経て、11月下旬頃より三島街中カフェで販売をします。
多くの子供たちが作った美味しいお米を、ぜひお楽しみに!
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