1/22・26 三島ジオツアー講座を開催

2013/1/26 0:00 投稿者:  gwmishima

 三島市は、富士山の噴火のたびに噴き出した溶岩の流れが、40kmも離れた三島までやってきた「三島溶岩流」に覆われています。富士山やその周辺に降った雨は地下にしみこみ、この溶岩流の先端である三島で湧き出しており、「ジオサイト」としても注目されています。

 

 

 今回、インストラクターフォローアップ研修も兼ねて、グラウンドワーク三島実践地である源兵衛川や境川・清住緑地等の地形・地質・歴史・石造物について学ぶ「三島ジオツアー講座」を、講義とフィールドワークの2部構成で開講しました。講師には、三島市とその周辺地域のジオツアーを開催されている、静岡県地学会東部支部長の増島淳先生をお迎えしました。

 

 

 1月22日(火)の講義では、ジオパークとジオツアー、日本列島と伊豆半島の生い立ち、三島の生い立ち、楽寿園・水の苑緑地・清住緑地の変遷、楽寿園・水の苑緑地・清住緑地の見どころ、西町周辺の見どころなどを、図表を使いながら、丁寧に解説していただきました。富士山の溶岩流や御殿場泥流、天城山の噴火などについて、わかりやすく学ぶすることができました。

 

 

 

 1月26日(日)のフィールドワークは、楽寿園・小浜池から源兵衛川中流部、境川・清住緑地、林光寺や浅間神社等の寺社、最後に白滝公園を巡り、各地で説明を受けました。講義で事前に予習しているので、三島のジオサイトについて、深く理解することができました。

 

 

 グラウンドワーク三島の実践地で、たくさんの新しい発見がありました。インストラクターの皆さんと振り返りながら、今後の環境改善活動や環境教育活動に活かしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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