8月6日(土)、キヤノンマーケティングジャパン株式会社(キヤノンMJ)の環境保全プロジェクト「未来につなぐふるさとプロジェクト」の一環で、「源兵衛川の生き物観察とデジタルカメラ教室」を開催しました(助成:未来につなぐふるさと基金)。当日は、小学生、高校生、保護者等33人にご参加いただきました。
源兵衛川中流部で、生き物を観察した後、キヤノン社のミラーレスカメラをひとり1台使い、源兵衛川の生き物の撮影を行います。また、撮影した写真をプリントしてタイトルをつけ、源兵衛川の生き物の「フィールドマップ」を作り、市民力で清流が蘇った源兵衛川の生態系の豊かさを学んでいただきました。
1.源兵衛川の生き物観察会
市民の努力によって、ドブ川から清流によみがえった源兵衛川の中流部で生き物探しを行いました。
参加者は、常葉大学非常勤講師の加須屋真先生と関川文俊先生、グラウンドワーク三島インストラクターの指導により、たも網と水槽を手に持って川の中に入り、生き物探しに挑戦しました。
つかまえた生き物を集め、加須屋先生と関川先生に解説してもらいました。魚類は、絶滅危惧種のホトケドジョウやアブラハヤ、水生生物はハグロトンボのヤゴやサワガニ、カワニナなどが観察できました。富士山からのきれいな冷たい湧き水によってつくり出された、生態系の豊かさを学びました。
2.ミラーレスカメラ教室
ひとり1台ずつ、キヤノン社のミラーレスカメラを持ち、キヤノンマーケティングジャパン(株)の社員さんから、カメラの使い方や写真撮影のヒントを学びました。
初めてミラーレスカメラを使う参加者も多かったですが、すぐに慣れたようです。
3.源兵衛川生き物撮影会
キヤノンのミラーレスカメラで、源兵衛川中流部の川の中の水辺自然や生き物と、水の苑緑地やミシマバイカモ群生地を訪れ、写真撮影に挑戦しました。
参加者は、「ジュニアフォトグラファー」になって、思い思いに撮影していました。
4.源兵衛川フィールドマップ作り・発表会
参加者が思い思いに撮影した写真を数枚選び、カラープリンタで印刷しました。
写真にタイトルを付けて、「源兵衛川フィールドマップ」をつくりました。
最後に、撮影したときの気持ちや感動したことなどを発表し、源兵衛川の生物多様性への理解を深めていただきました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
地図 |