鎮守の森探検隊(7)五感を使って自然と触れ合う!ネイチャーゲーム

2010/10/17 11:19 投稿者:  yhonda
 鎮守の森探検隊第7回目のプログラムは、山田川自然の里で行いました。
 
 山田川は、箱根西麓の森林に源を発し、その清流は,流域の田や畑を潤し、大場川、そして狩野川に合流する1級河川です。流域には急峻な山間を開拓した棚田や段々畑、果樹園、竹林、クヌギやコナラ等の広葉樹林、豊かな湧き水など、日本の農村の昔の風景、自然環境が残されており、山田川沿いに整備された散策路を、楽しく観察しました。
 
 
 
 今回は昆虫になった気分で、葉っぱをかじったり、触ったり、自然の中の様々な音を聞き分けたり、ビンゴカードを手にゲームをしながら、五感をフルに使って自然を体感しました。
 
 毒を持っている葉は食べられませんが、虫が食べる葉は、基本的には人間が食べても大丈夫。ただ、植物もできるだけ、食べられないようにするために、ざらざらとした触感をしていたりするそうで。ですから、決して美味しくはないので、「まず〜い」という声が返ってきました。初めての体験だった子が多いようでした。植物も子孫を残すために、一生懸命です。
 
 
 
 葉っぱだけではなく、秋ならではのきれいな色をした実も発見しました!オレンジ色のカラスウリの実です。実を割って、中の種を観察したり、舐めてみたりしました。
 
 
 
 今日は、楽しい自然観察の方法を教えてもらいました。
 
今後、自然の中を歩くときは今日のように歩いてみると楽しさが増すでしょう。そして、皆さんの観察力がきっと養われるはずです。
 
 次回の鎮守の森探検隊は、10月30日(土)沼津の香貫山を舞台に秋の里山観察会です。さらに、秋が深まり、紅葉や野鳥のわたりが見られると思います。香貫山の山頂からは、伊豆半島から富士山、駿河湾まで見渡せます。狩野川の源流から河口まで雄大な地形を山頂より確認しましょう!