11月20・21日(金・土)に、境川・清住緑地にて、環境再生ワンデイチャレンジと野鳥観察会を実施いたしました。
地域住民や都留文科大学生、グラウンドワーク三島スタッフなど約20名が参加しました。
ワンデイチャレンジでは、湧水池周辺に大繁殖していた外来種キショウブの伐採・抜根作業と、湿地部の草刈り作業を行いました。
キショウブの伐採・抜根作業は、足元の悪い水中での作業な上、キショウブの根が広範囲に伸びていたため、かなりの重労働となりましたが、きれいに除去することができました。
作業前の様子 作業後の様子
湿地部の草刈りは、こちらも外来種のセイタカアワダチソウが広く侵入しており、これらも含めてきれいに刈り取っていただきました。
作業前の様子 作業後の様子
野鳥観察では、日本野鳥の会東富士支部副代表の滝道雄先生を講師に迎え、境川・清住緑地に飛来する多くの冬鳥や漂鳥、留鳥のバードウォッチングを行いました。
先生に双眼鏡の扱い方や観察のコツをレクチャーしてもらい、いざ、バードウォッチングのスタートです。
コガモやカイツブリ、トビ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラスといった、とても身近な野鳥たちも、双眼鏡越しに観察するととても新鮮です。
滝先生が披露する様々な豆知識も、より一層鳥たちを新鮮に見せてくれます。
観察会の最後には、三島市の鳥であり清流のシンボルであるカワセミも姿を見せてくれ、参加者からは歓声が上がりました。
グラウンドワーク三島では、境川・清住緑地に隣接の養魚場跡地を三島市が買収したのに合わせ、この地を「富士山・境川・大湧水公園」とすべく、今後も様々な活動を展開していく予定です。
皆様のご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。
※この活動は、独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて実施ています。
地図 |
住所 | 境川・清住緑地 |