7/4・5 東京農工大学「地域パートナーシップ論」三島実習

2015/7/8 10:37 投稿者:  gwmishima

去る7月4日(土)・5日(日)、東京農工大学の「地域パートナーシップ論」の三島での実習が
渡辺専務理事の指導のもと実施され、19名の学生が三島へと訪れました。

 

4日(土)の午前は三島街中カフェ1号店の2階にて、渡辺専務理事の講義です。
三島に来るのが初めての学生も多く、グラウンドワーク三島の概要や取組み、
地域との協働について熱心に耳を傾けました。

 

 

午後は当法人の実践地である、源兵衛川を視察しました。

渡辺専務理事から源兵衛川について現場講義を受けた後、実際に遊歩道を通りながら、

源兵衛川の魅力を体感しました。

 

  

 

 

視察の後は、松毛川の植樹等の環境再生活動に取り組みました。

また、松毛川について、小畑茂雄さんからご説明頂き、植樹作業では、山竹種苗園の

山田健次さんにご指導を賜りました。

 

  

 

 

竹林を伐採した場所に、潜在自然植生から選定した木の苗木を植え付け、根本に竹チップを

撒きました。

伐採した竹をチップ化して活用することで、外部にゴミを出さずに湖畔林再生を行える仕組みを

学びました。

 

  

 

 

翌5日(日)は、境川・清住緑地ワンデイチャレンジに取り組みました。

あいにくの雨天ではありましたが、早朝より境川・清住緑地に集まり、環境整備作業です。

まず作業の初めに、境川・清住緑地の環境や活動について理解を深めるため、

境川・清住緑地愛護会の植野榮一さんからご説明を頂きました。

 

 

 

次に、雨天や強風のために落枝や落ち葉が散っていたため、歩道の清掃を行いました。

 

 

 

そして、田んぼ周辺のビオトープで、草刈鎌や刈込ハサミを用いて草刈りを行いました。

鎌は1、2回程度しか使用したことがない学生がほとんどのようでしたが、すぐに要領を得て、

後半はスムーズに作業が進みました。

 

  

 

 

また、丸池に混入していた外来種の駆除を、丸池に入りながら行いました。

長靴では浸水してしまうため、チェストハイウェーダーを着ての作業です。

ほとんどの学生がウェーダーを着ての作業は初めてのようでしたが、積極的に池に入りつつ、

大量の外来種の駆除を行えました。

 

  

 

 

1泊2日という短い日程で、雨の中の作業もありましたが、グラウンドワーク三島の取り組みが

凝縮された実習になったかと思います。

この「学びと実践」を一体的に実施する実習を継続して開催していければ、と強く感じました。