3/19「世界水フォーラム」にて源兵衛川「世界水遺産」登録表彰式が執り行われました

2018/3/20 18:59 投稿者:  gwmishima

特定非営利活動法人 グラウンドワーク三島専務理事 渡辺豊博 コメント

 

 2018年3月19日19:00(ブラジル時間)に、ブラジルの首都・ブラジリアで開催されている「世界水フォーラム」において、源兵衛川の「世界水遺産」登録の表彰式が行われ、認定書と記念盾を贈呈されました。なお、先だって、皇太子徳仁親王様が、「水と災害」のタイトルで、基調講演をなさいました。

 グラウンドワーク三島の関係者は、現地での表彰式には都合により参加できませんでしたが、農林水産省農村振興局の職員が代理で受け取っていだきました。現地からの写真を見て、その名誉ある世界的な表彰に喜んでいます。

 2016年11月8日に、源兵衛川は「世界かんがい施設遺産」に登録されていますので、「世界遺産」のダブル登録となり、「三島の宝」が「世界の宝」にランクアップしたといえます。

 信じられないかもしれませんが、源兵衛川は30年もの間、汚れた「ドブ川」でした。しかし、市民・NPO・行政・企業との地域協働による「グラウンドワーク活動」により、ホタルが乱舞して、子どもたちが水遊びに興ずる「清流」に蘇りました。今回の登録は、「水の都・三島」の水と緑の環境資源を活かした街づくりの手法が、国際的にも先駆的だと評価されたものです。

 今後とも、「世界の宝」にふさわしい「湧水網都市」の保全と創造を目指して、市民力と行動力を結集して、魅力的な三島づくりに取り組んでいきます。

 

申請者 特定非営利活動法人グラウンドワーク三島

中郷用水土地改良区         

1980年代のゴミ捨て場化した源兵衛川と清流がよみがえった源兵衛川

  授与式の様子と表彰状・盾

3月28日、農林水産省本庁にて表彰状・盾を受け取りました。

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