公益社団法人土木学会様では、創立100周年を機に、「市民が主導的な役割を果たしながら、地域を豊かにするために実践する公共のための取り組み」である「市民普請」を応援するために、全国の市民普請に関わる優れた取り組みを顕彰する「市民普請大賞」を創設しました。
公募に対し、街づくり、河川、道路、港湾、公園、環境保全、農業など、多岐にわたる分野から78団体の応募があり、市民普請大賞幹事会による予備選考を経て、33団体が一次選考会に進みました。
8月23日(土)・24日(日)、土木学会講堂で開催された一次選考会では、33団体によるプレゼンテーション、参加者全体による公開討論や投票、「市民普請」の意義を考える パネルディスカッションなどを実施し、グラウンドワーク三島を含む5チームが最終選考会に臨みました。
10月11日(土)、日本科学未来館で開催された最終選考会では、5チームによるプレゼンテーションと、100周年記念コンテスト最終選考委員(選考委員長:毛利衛 日本科学未来館館長)による質疑応答を実施し、グラウンドワーク三島の23年間にわたる環境再生・地域再生・農業再生・人材育成・NPOビジネスの取り組みが高い評価を受け、「グランプリ」に選出されました。
表彰式は、11月21日(金)、東京国際フォーラムの「土木学会100周年記念式典」において開催され、渡辺 豊博専務理事(都留文科大学文学部社会学科教授)が、公益社団法人土木学会の磯部雅彦会長より、表彰状とトロフィーをいただきました。
また、記念式典に御臨席された皇太子殿下に、渡辺 豊博専務理事が、当法人の取り組みを直接報告しました。
<掲載新聞記事>