当日は富士山が顔を見せてくれるほど気持ちの良い朝で、ウォーキングにはもってこいの気候でした。
地元の方や富士から来てくださった方18名と、講師を務めてくださった小松さん、城所さん、及び東京農工大学の学生2名が参加しました。
9時半に“浅間神社”に集合し、2班にわかれて出発。楽しくお喋りしながら歩いていきます。
かつて砲兵の駐屯地だったという三島駅北側のいちょう並木を通過し、最初に向かったのが“耳石神社”。
鳥居をくぐるとそこには樹齢330年にもなる巨大なシイの木が!この木は三島市指定文化財で天然記念物となっています。耳石神社は昔から耳の病を治す霊験あらたかな神社として伝えられており、社殿の右にある社には穴のあいた小石がたくさん吊るしてありました。
次に向かった“遠成寺(おんじょうじ)”では、残念ながら伊豆長八の鏝絵を見ることはできませんでした。
“青木橋”を通過し、長い坂を登っていくと“八乙女神社”にたどり着きます。
八乙女神社の祭神は古くから子宝に恵まれるという安産の神様です。また、この女神は芸能の神としても信仰を集めています。
みなさんそろそろ疲れが出てきたかなというところで、向かったのは“歓喜寺”です。本堂に上がらせていただき、和尚さんのお話を聞きながらゆっくりと過ごすことができました。和尚さんのお話は大変勉強になり、とても貴重な時間となりました。
歓喜寺を出た時には既に12時を過ぎていたため、鏡池や菰池、白滝公園を経て、白滝公園の前で解散しました。
今回のルートには地元の方でも知らないようなところがあったようで、みなさんとても満足そうでした。
今回はご利益ツアーということでしたね。みなさんに幸あれ! (新里)