5月22日韮山中1年生源兵衛川環境学習を開催

2012/5/23 14:56 投稿者:  gwmishima

5月22日(火)午前、伊豆の国市立韮山中学校の1年生31人が、「身近な地域の伝統や文化の学習を通して、郷土のすばらしさを見つけ、郷土を誇りに思う心を養う」、「各自の学習課題に対し、自らの力で訪問して調査や体験学習をすることにより、何事にも能動的に取り組む姿勢や挑む心を養う」ことを目的に、源兵衛川の環境学習に訪れました。

 


まずは、渡辺豊博事務局長より、源兵衛川の概要について講義しました。湧水が豊富だった頃の源兵衛川、環境悪化が進行した源兵衛川、住民・NPO・企業・行政のパートナーシップによる環境再生により清流が復活し、現在では市の鳥・カワセミ、絶滅危惧種・ホトケドジョウ、自生したゲンジボタルをはじめとする、多様な生き物の生息環境が復活したことなどについてお話いただきました。

 

また、情熱(パッション)を持つことが重要なこと、他の人に何を言われようと頑張ろうという強い気持ちが川をきれいにすること、1人ではできないが、それがスタートになって、いろいろな人の協力を得ながら解決できることを、生徒に伝えました。

 

 


 

講義終了後は、6班に分かれて、体験学習を実施しました。インストラクターの案内により、源兵衛川第2ゾーン〜第5ゾーン(水の苑緑地)、宮さんの川・ほたるの里、雷井戸、三島梅花藻の里などの実践地を訪れ、各地の環境改善活動の概要、そこにすむ生き物や水質の特徴などをお話しました。インストラクターの説明に対し、熱心に質問し、メモを取る生徒の姿がとても印象的でした。

 

 

 

グラウンドワーク三島では、今年度、源兵衛川での環境改善活動の取組みや生態系、生物多様性を体系的に学ぶ環境教育活動を本格的に展開していきます。7月〜9月には、源兵衛川の生き物探しなどの、楽しいプログラムを企画します。皆様のお越しをお待ちしています。


 

地図