平成23年 腰切不動尊大祭開催

2011/5/28 0:00 投稿者:  gwmishima

江戸時代に御殿川に流れ着いたといわれている、

腰から上だけが彫られた石仏が「腰切不動尊」です。

 

今日は、その腰切不動尊の大祭が三島市南本町で行われました。

近くには「御殿地」ゆかりの石畳(通称:こうらぶせ)や古井戸など

文化的にも貴重な地域資源が残り、

地域の方に守られてきた「腰切不動尊」ですが、

かつては大祭が途絶えてしまった時期もありました。

 

地域住民と、日本大学国際協力部、NPO法人グラウンドワーク三島、

企業との協働により、40年ぶりに、大祭を復活させてから

13回目のお祭りでした。

 

 

龍澤寺僧侶による読経の後、

「遊水匠の会」製作の腰切不動尊の由来が書かれた看板の

リニューアル贈呈式が行われ、

子どもシャギリが賑やかに開催されました。

イベント会場では、お餅つきやサンドイッチのお振舞い、

ペープサートでの腰切不動尊の紹介や腕相撲大会が行われました。

お祭りを終えた日大国際協力部の学生からは、

「雨が降って残念だけど、子どもたちの笑顔がうれしかった」

「みんなで団結して積極的に動けた。

協力して楽しくできた。」などの感想が

寄せられました。

 

次回は9月28日、1月28日に例祭が行われます。

協力:
田町シャギリ保存会
みしまプラザホテル
地域住民の方々