令和4年度「水の週間記念作文コンクール」知事賞受賞作品のご紹介

2022/8/19 17:44 投稿者:  gwmishima

 静岡県が毎年募集している「水の週間記念作文コンクール」では、本会の小松幸子理事長が審査員を務めていらっしゃいます。

 

 水の週間記念作文コンクール詳細(静岡県ホームページ)

 

 令和4年度の知事賞(最優秀賞)を受賞した作品は、不二聖心女子学院中学校2年の石川怜奈さんが、「私たちの大事な水」と題し、三島の湧水の豊かさと三島駅南口東街区再開発事業の地下水への懸念や想いをまとめてくれています。

 

 皆様ぜひご一読ください。

 

 令和4年度水の週間記念作文コンクール・知事賞「私たちの大事な水」(PDFファイルが開きます。)

 

 

渡辺専務理事のコメント

 三島の未来を支える子どもたちが、「水の都・三島」の大切な地下水の保全について、心痛め、大変心配しています。

 令和4年度・水の週間記念作文コンクールで「知事賞」を受賞した石川さんの文章の中で「しかし、自然は人間の力でははかり知れないとても大きな力であり、人間がすべての可能性を理解するのは不可能ではないかと私は思います。現在静岡県では同じ理由でリニアモーターカーの建設にも反対運動が起こっています。地下水の安全が完全に保障されるわけではないのです。美しい三島市の自然を壊すくらいなら、開発をしないありのままの三島市のほうが魅力的だと思います。私は三島市の美しい湧水や川を守りたいです。」

 三島市民は未来を担う子どもたちに、コンクリートの塊を残すのか、豊かな水辺空間を残すのか、自分事として真剣に考えないと大人としての責任を果たせなくなります。三島の類い稀な価値は、水と緑との「共生・共存」であることに気づいてください。今回の市長選の「争点」は、「開発」を優先するのか「保全」を優先するのかの選択選挙だと思います。