2/11富士山湧水地調査を実施しました

2018/2/15 16:11 投稿者:  gwmishima

 この日は暖かく天候に恵まれ、参加者8名が集まり、

西桂町、都留市の湧水地3ヵ所の水質調査を実施しました。

 

 講師に熊井陞先生、秋山清子先生をお招きし、
富士山の湧水についてご説明いただいたうえで、
具体的な調査方法についてレクチャーを受けました。

 

 

 

2つのグループに分かれ、以下項目について水質を調査。


【調査項目】
・色…無色、褐色、茶色、緑色など
・におい…あり、なし(透明)、にごりの強弱など
・かおり…あり、なし、藻のにおいやドロのにおいなど
・硝酸態窒素…数字が大きいほど水が汚い
・COD…数字が大きいほど水中の有機物が多い
・全硬度…数字が大きいほど硬水、小さいほど軟水
・pH…数字が小さいほど酸性、大きいほどアルカリ性
・電気伝導率…数字が大きいほど水中の塩分(イオン)が多い
・水温…温度計を使用

 

参加者の皆さんは初めて体験する調査に最初は戸惑いながらも、
各項目、丁寧に調査しました。

 

【村社浅間神社の湧水】

 

 

【太郎・次郎の滝】

 

 

【長慶寺の湧水】

 

 

 

砂糖、お酢、ガリ(砂糖、お酢)、塩で
水質にどのような変化があるか実験!

 

 

 


富士山の生み出しす湧水の水質について知ると同時に、
身近に素晴らしい湧水地があるということを再認識できた
一日となりました。

 

参加者からは「また参加したい」との声もいただき、
湧水調査を通し、富士山湧水についての認識と保全に繋げられればと思います。

 

また、湧水調査の結果は「富士山湧水マップ」に掲載予定ですので、

過去のデータを含め、ご参考ください。

 

3/4(日)には、第2回湧水調査として、
忍野を中心に湧水調査を実施いたします。

 

こちらは現在、参加者募集しておりますので、
どうぞお問い合わせください。

 


※この事業は、粟井英朗環境財団からの助成を受け
 実施しております。

地図