9/1~9/4日韓青少年交流事業①9/1韓国江華島

2015/9/15 10:30 投稿者:  gwmishima

このたび当会は、日本の潜在的な魅力や観光力の向上、地方の経済再生を目的とした外務省の

事業「JENESYS2.0」の一環として、(公財)日韓文化交流基金を通じ、日韓の青少年交流を

実施する本事業を受託する運びとなりました。

 

まず8月7日~13日の日程で、自然保護やまちづくりに関心の高い韓国の高校・大学生25名を

日本へ招聘し、東北や三島にてスタディツアーを実施しました。

詳細はブログをご確認ください。

 

そこで、去る9月1日~4日まで韓国の江華島、ソウルにおいて、「韓国江華島の環境・農業再生、

歴史・文化に学び、韓日の魅力を共有する、韓日青少年市民交流事業」を、都留文科大学を

中心とした30名の訪韓団の結成のもとで行いました。全行程において、本法人と2003年以降、

梅花藻(バイカモ)を通じた環境交流で連携している「韓国ナショナルトラスト」に全面的なご協力を

いただきました、本当にありがとうございました。

 

その行程中、まずは9月1日(火)の江華島ツアーについてご報告いたします。

本日は韓国ナショナルトラスト、8月に来日した韓国の高校生・大学生、ウリバタペンションスタッフ、

前江華郡長など多くの方々にお世話になります。

 

■活動報告①韓国江華島

 

9月1日(火)の午前中、羽田空港にて今回の参加者30名が無事に揃い、出発前の心構えを

渡辺専務理事よりお話しいただきました。

 

昼過ぎに金峰空港へ到着し、訪日団の高校・大学生や通訳の李さんと合流、早速集合写真を

撮影しました。4日間、頑張りましょう!

 

今日から4日間お世話になる貸切バスです、韓国の学生も含めて2台で出発です。

 

江華島で最初に訪れたのは、19世紀後半に朝鮮の鎖国を解く戦場となった元要塞の草芝鎮

(チョジジン)。日韓の歴史と深い関係がある。

 

韓国ナショナルトラストのパクさんより江華島の地理・環境・歴史解説があり、ドローンにて

空中撮影も行われました。

 

続いて江華島沿いの運河を散策し、日本の河川や三島の源兵衛川との構造の違いや環境

状況を視察しました。

 

途中で雨が降り、近くのテントに寄って、日韓の学生間で両国の河川区域における環境の違い

や、日本の美しい河川を振り返りました。

 

 

ナショナルトラストが住民と共に維持管理している梅花藻の群生水田に伺い、現状視察と説明

を受けました。明後日は整備活動です!

 

2009年にラムサール条約へ登録された記念碑です。

 

 

春から初夏には梅花藻が咲き乱れる水田です。しかし、周囲の舗装や雑草など、維持管理に

苦労している面も把握されました。

 

視察を終えた日韓の学生団は、広大な干潟が目の前に広がるウリバダペンションへ到着し、

社長から歓迎と干潟の説明を受けました

 

前江華郡長の安氏にお越しいただき、歓迎のご挨拶と江華島の自然の魅力、グラウンドワーク三島

へのこれまでの感謝を頂きました

 

前江華郡企画調整室長から日韓青少年交流の経緯や歓迎のご挨拶をいただきました。

 

江華郡前市民連帯代表医師より、渡辺専務理事との絆やこれからの日韓の学生たちに向けた

メッセージをいただきました。

 

訪韓団を代表して、都留文科大学の太田君より歓迎に対するお礼と、江華島の感想を述べ、

韓国学生へ意見を求めます。

 

韓国学生より、来日の際の感想とこれから江華島が取り組むべき方向性、日韓青少年交流の

意義について意見交換です。

 

最後に渡辺専務理事より、歓迎に対するお礼と、本研修の意義や今後の日韓の連携体制に

ついてお話し、夕食交流会に移行します。

 

夕食交流会では、来日の際に日本の学生がもてなしたときと逆に、韓国学生プレゼンツの

BBQ大交流会を開催。

 

 

浜辺のペンションでサムギョプサルに舌鼓を打ちながら、学生間で日韓の歴史・文化・環境・趣味

など様々な意見交換が行われ、夜通し続きましたが、明日からの研修もがんばりましょう。

 

活動報告②に続く)

地図

住所Ganghwado