先月末10月31日より昨日11月4日まで5日間に渡り、人材育成や就業支援を目的とした三島市「地域人づくり事業」の一環として、第2回まちづくりリーダー育成コースが開催されました。
県内外より大学生、求職者、シニア層、主婦の方など多様な方々にご参加いただきました。
‐1日目-
研修初日は三石神社に集合しました。
時の鐘下のベンチに座りながら、今回の研修のオリエンテーションと、小松 幸子理事長のご指導の下、グラウンドワーク三島の活動概要や源兵衛川についての理解を深めました。
簡単な講義のあと、水の苑緑地南側まで移動し、外来種除去活動に参加しました。
秋雨の中、地域住民やインストラクターと共に、およそ50袋ほどのゴミ袋が一杯になるまで外来種を除去しました。
午後はバスにて移動です。
せせらぎシニア元気工房にて小浜 修一郎理事に、実際にされている活動をご説明いただきました。
シニア層の方は特に関心を持たれたようで、熱心にお話に耳を傾けていました。
その後、境川・清住緑地へ移動です。
GW三島の関わり方、愛護会の話など実践地を見て歩き、体感していただきました。
最後に松毛川での活動です。
松毛川の河畔林を見ていただき、実際に森林保護のための竹林伐採を体験していただきました。
-2日目-
2日目の午前中は渡辺 豊博専務理事の講義です。
NPOの概要、社会的役割、グラウンドワーク三島の活動などを学びました。
パワーポイントやホワイトボードを使い、とてもわかりやすい講義でした。
皆さん、一生懸命ノートを取っていました。
午後は初日に引き続き、実践地での視察・体験です。
みどり野ふれあいの園では行政の作った公園との比較を感じていただきました。
地域住民の憩いの場としての公園に皆さん興味を持たれたようです。
その後、箱根西麓へと移動し農作業の体験です。
GW三島で育てたサツマイモ、サトイモを収穫していただきました。
農村カフェへも足を運び、農機具や三島そば関連の取組みの説明を受けました。
-3日目-
3日は終日渡辺専務理事の講義です。
時にユーモラスに、時にシビアにお話しされ、参加者の皆さんからの質疑応答も盛り上がりました。
皆さんの研修に対する熱意が伝わってきました。
-4日目-
4日目午前は三島の街を実際に歩きました。
GW三島インストラクターのガイドのもと、実践地を見て学びました。
当日は宿場まつりも開催されていて、三島の街の活気を感じ取れたと思います。
午後はアトリエ鯨・代表取締役 岡村 晶義講師を迎えての講義です。
源兵衛川のデザインを初期から携わってきた岡村講師のお話はとても興味深く、他地域の成功モデルのお話も聞け、充実した講義となりました。
夜は三島街中カフェ2階での交流会です。
食事をしながら、まちづくりに対する熱い議論が交わされました。
-5日目-
最終日のメインはワークショップです。
2グループに分かれ、グループ毎に「まち」を議論しました。
片方は長泉町のマップの作成、片方は架空のまちのデザインをつくりました。
同じ講義を受けた人たちでも、色の違ったワークショップができてとても興味深かったです。
プレゼンテーションもわかりやすくまとまっていました。
最後に渡辺専務理事、岡村講師より講評をいただき、修了証の授与が行われました。
参加者の皆さんはもちろん、運営の我々としても実りのある5日間だったかと思います。
これから参加者の皆さんは、各地域に帰って、それぞれのまちで活躍してくれると思います。
その成果をまたグラウンドワーク三島にも教えてもらいたいですね。
今年度の地域人づくり事業は11月22日より「社会起業家育成コース」を予定しております。
まだ若干名の空きがございます。
皆様のご参加お待ちしております。
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